翌日。
夕方のラッシュ前に上海に着ければいいから、ゆったりとした朝を過ごす。
とは言っても、田舎で鶏を飼ってて早朝に鶏の鳴き声で起こされたから、二度寝した上での朝だ。
田舎の家でコーヒーを調達することが困難なのは解っていたので、自宅からドリップパックを持参してて、お湯だけもらってコーヒーを淹れる。
ふとスマホを手に取って美団アプリを開いてみたら、ワイマイを注文することは一応可能、届くまでに2時間くらい、配送料が20元と出てきた。
時間がかかるってことは遠くから運んでくると思うのだけど、その割には配送料が意外と安かったのに驚いた。
朝食を済ませて、いよいよ出発。
私たちはおばあちゃんに、上の子がケガをして義父が面倒を見てくれてるから2人が来てないんだと嘘をついていた。
義父が亡くなったことをおばあちゃんは知らない。
おばあちゃんから「次来るときは大宝(義父の幼名)に来るように言ってね」と言われたのが胸に突き刺さる。
そして、家族写真を撮ろうと思ってたのに、出発時にあれ持ってけ、これ持ってけのやりとりでバタバタして、結局おばあちゃんとの写真を撮るのを忘れてしまった。
残念すぎる。
上の子は夏休みに義父のお墓参りに行きたいと言ってるので、その時に旦那か私のどちらかが一緒に行って、また田舎にも寄っておばあちゃんとの写真を撮っておきたいと思う。
結局、午後3時頃に上海に戻り、補習に出てた上の子と合流して帰宅。
夜は冷蔵庫にあるものの有り合わせでなんとか形にした。
こうして休暇の2日間が過ぎた。