「スパルタカス (2010年のテレビドラマ)」観了。 | また上海勤務の上海十月日記

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7年ぶりに上海にまた勤務となる上海十月です。映画中心のブログになります。

キューブリックの映画、ダルトン・トランボ脚本で個人的には、興味がそそるテレビドラマ。

主人公、トラキア人のスパルタカスは、ゲタイ人の討伐を誓うローマ軍と条約を交わし作戦に参加する。しかし野心旺盛なローマ軍の副将グラベルは自らの巧名心のため、条約の内容である作戦を変更する。それによりゲタイ人の報復が生まれ故郷に襲撃に来ると危険を感じたスパルタカスらは、グラベルの命令に反旗を翻し、逃亡して故郷に戻る。そこで彼が見たものはゲダイ人によって廃墟と化した村だった。グラベルに捕われた妻スーラを救うためにローマへ奴隷として処刑の身におかれつつも連行されて行く。そこで剣闘士となって、壮絶な戦いの日々に身を投じていく。(ウィキペディアより)

このゲタイ人討伐のシーンが、合成だらけで、その他も背景が合成だらけで見た瞬間、しくじった感が強まる。まさか第一部は、養成所とコロシアムシーンに費やされ、反乱にいたる紹介に使わられるとは。テレビドラマでは見ることができない暴力と血まみれそしてSEXの嵐とグッチョーネ製作の「カリギュラ」を思い起こさせるほど酷い。それでもドラマは、組み込まれており養成所を経営して政界に進出するバティアトゥスが主人公ではないかと思うほどスパルタカスを翻弄させる。バティアトゥスが出てくると面白い。連続してみているせいか、暴力シーンには、結構うんざりする。1週間1回だと我慢できるのかもしれない。観終わってようやくスパルタカスになったと思いきや主役のアンディ・ホイットフィールドが続編クランクイン前に死去という不幸に見舞われる。ただ、ようやくスパルタカスがローマ帝国に反乱するので二部も観る予定。