マイクロプラスチックが環境汚染の一因として問題になっています。
以下は東京新聞のHPから引用。
> ごみとして海に浮遊する五ミリ以下の大きさの微細なプラスチックを、東京湾で捕れたカタクチイワシの八割近くの内臓から検出したとの調査結果を東京農工大の高田秀重教授らのチームがまとめた。
> 魚の体内から見つかったのは、国内で初めて。餌と間違えてのみ込んだ可能性があるという。人が食べても排出されるため直接的な影響はないが、量が増えると海の生態系などに悪影響を及ぼす懸念があり、高田教授は「海への流出を防ぐ対策が必要だ」と訴えている。
> 大きさが五ミリ以下の微細プラスチックは「マイクロプラスチック」と呼ばれる。レジ袋などのプラスチックごみが紫外線や波で砕かれてできたと考えられ、東京湾をはじめ日本周辺の多くの海域で浮遊していることが確認されている。(中略)
> また約一割は、古い皮膚や汚れをこすり落とすため洗顔料などに入れられている「マイクロビーズ」と呼ばれる微粒子だった。通常は下水処理場で取り除かれるが、大雨で下水管があふれた際に東京湾に流れ込んだと考えられるという。
> 高田教授は「予想より多く、東京湾の魚は日常的にプラスチックを食べていると考えられる。世界の報告例と比べても多い方だ」としている。(以下略)
写真はこちらのHPから引用。見た目はきれいですが…。
世界で確認されたマイクロプラスチック。こちらのHPから引用。
マイクロプラスチックが蓄積された魚を食べて、どのように人体に影響があるかは正確にわかっていません。
プラスチック粒の状態なら、食べても排泄されるでしょう。
しかしプラスチックからとけだしたり、表面に付着していたりする残留性有機汚染物質(Persistent Organic Pollutants)は人体に悪影響を及ぼす可能性があります
何らかの対策が必要ですね。
あと、ぜひ中国付近の海で調査してほしい。
きっとたくさんみつかるでしょう