本編のホームページに、山陰本線の乗車記をアップしました。

本編のホームページは こちら です:
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/index.html






山陰本線は、京都から日本海に沿って山陰地方を縦断し、下関の手前の幡生に至る全長673.8kmの路線です。
この山陰本線の乗車記は、区間ごとに紹介しています。
今回は、2012年5月に乗車した兵庫県の豊岡から浜坂間の乗車記を紹介します。

2012年5月は、朝に京都丹後鉄道の夕日ヶ浦温泉から豊岡に向かい、出石や豊岡市街のお城巡りをしていました。
 出石の散策記はこちらです:
 http://shanehsmt.html.xdomain.jp/Travel/Japan/Kansai/Izushi.html
 豊岡城址の登城記はこちらです:
 http://shanehashi.html.xdomain.jp/Oshiromeguri/Kansai/ToyookaJyo.html


豊岡での散策を終え、16:00発の浜坂行普通列車に乗りました。



ホームには列車の入線を待つ人が何人もいました。
列車が入線すると、各ボックス席に三々五々と人が座っている程の乗車率となりました。

豊岡から城崎温泉にかけて、山陰本線は円山川に沿って走ります。



円山川は川幅も広く、ゆったりと流れる様子は大河の雰囲気を漂わせています。
円山川の下流部は、流れが非常に緩やかで豊岡辺りまで海水が流れ込んでいるようです。

山陰本線は、城崎温泉までは電化されていますが、この先は、鳥取県の西の端に近い米子の近くまで未電化区間が続きます。
城崎温泉からは、円山川から離れ、のどかな山里の景色の中を走りました。



次の竹野を発車してしばらく走ると日本海が見えてきました。



山陰本線は、京都から下関の手前の幡生までの673.8kmの路線長のほぼすべての区間で、日本海に沿って走りますが、この日本海が、京都以来の初めての日本海と思います。


この後、山陰本線は一旦山間を走るようになります。
山間の相谷信号場を通過しました。



列車が行き違い出来る設備ですが、片側のレールは錆びています。
2007年のダイヤ改正以降、この信号場で列車交換を行う事はなく、乗車した1年半後の2012年12月に相谷信号場は廃止されています。


16:47に香住に到着しました。
香住はかつての香住町の中心駅です。
香住町は2005年時点で人口1.3万人の規模の町でした。



香住は特急列車の発着駅になっていて、ホームの向かいに16:49発の特急「はまかぜ6号」が停車していました。
香住から、岬の基部の山をトンネルで抜け、トンネルとトンネルの間で浜辺を眺めます。



鎧を発車すると、再びトンネルに入ります。
トンネルを出ると、列車は空中に飛び出したように高い位置から日本海を眺めるように走りました。



ここが余部(あまるべ)橋梁です。
初代の余部橋梁は、1912年(明治45年)に架橋されています。
海岸沿いの余部集落の上を11本の橋脚で支えられた鉄橋でした。



1986年12月、回送中の観光列車「みやび」が強風に煽られ、鉄橋下の工場に落下した事故が起きています。
この事故以降、強風による規制強化がなされた事や鉄橋自体への問題点も顕著化した為に、2010年にコンクリート橋に架け替えられています。

余部(あまるべ)橋梁を渡り、餘部(あまるべ)駅に到着しました。



列車の後方から、いま渡ってきた余部鉄橋を眺めました。
以前の鉄橋に並んで、コンクリート橋が架けられています。


今回紹介したホームページ山陰本線豊岡-浜坂間の乗車記はこちらです:
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/Train/Japan/JR0/Sanin.html#Toyooka
 

 

 

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