この3連休、なかなか天気に恵まれない連休となりました。
その3連休ですが、金曜日に大阪で甥っ子の結婚式に参列し、その機会を利用して昨日は京都の散策をして来ました。

 

 



まず向かったのは、桂離宮です。
桂離宮は江戸時代初めに、後陽成天皇の弟・智仁親王(1579-1629)によって造営が始められ、その子・智忠親王(1619年-1662)によって築かれた庭園です。
池泉回遊式の壮大な庭園で、日本有数の庭園との評価を得ています。


金曜日の夜は新大阪駅の北、千里中央で泊まり、昨日は朝早くにホテルを出て、京都駅で荷物を預けてから、バスで桂離宮に向かいました。
乗車したバスにはすんなり乗れましたが、京都駅から三十三間堂を通り清水寺方面に向かうバス停の列は、既に長蛇の列で、乗車までに1時間は待つほどの列の長さでした。

桂離宮は、京都駅の西約5km、桂川の畔にあります。



20分程バスに乗り、ゆっくり桂離宮に向かうと、住宅地の間の畑に菜の花が綺麗に咲いていました。



桂離宮の参観は事前申し込み制です。
3か月ほど前に申し込みをして、無事許可を得ることが出来ました。

申し込みした参観の時間の20分前から入園出来るのですが、早く着きすぎたので、30分程、寒い中庭園の前で時間を過ごしていました。

同じ時刻の参観者は50名ほどで、25名程のグループに分けられ、係の人を先頭に離宮に向かいました。



写真には写っていませんが、一番後ろには年配の職員がいて、目を光らせています。

桂離宮は中央の池の周りに、いくつもの宮殿や東屋が建ち、その景色がとても優雅でした。



下の写真は園林堂とその手前に架けられた土橋の様子です。



そして、こちらは当時、名月を眺めたという月波楼です。
池越しに対岸の松琴亭を眺め、この眺めも素敵でした。



1時間ほどの参観を終え、徒歩15分程のところにある阪急桂駅に向かいました。
次の目的地は、北野天満宮の近くにある大報恩寺です。
桂からは、嵐山に向かいました。



嵐山に向かう電車も多くの乗客で混みあっていました。

阪急嵐山から、嵐電の嵐山駅に向かいます。
途中で、お蕎麦屋さんでお昼を摂り、渡月橋を渡ります。



愛宕山の山頂はうっすらと雪化粧していました。
渡月橋から嵐電嵐山駅の間は、相変わらず多くの観光客でごった返していて、嵐電も通路までぎっしり立ち客がいる状況でした。



帷子ノ辻で北野白梅町行に乗り換え、終点の北野白梅町で下車しました。



数年前に下車した時は、駅舎の建て替え工事中でしたが、今はコンパクトな新しい駅舎が建っていました。
次の目的地の大報恩寺は、北野白梅町から東に徒歩15分程です。

北野天満宮や上七軒の町並みをかすめ、町家の通りを歩いていきます。



大報恩寺はこの先にありました。



大報恩寺の本堂は建立が1221年(承久3年)で、京都のお寺のお堂としては最も古い建物です。
宝物殿には、快慶作の像がいくつもあり、見ごたえがありました。


大報恩寺の次には、北野天満宮を訪れました。
北野天満宮には、5年前の同じ2月24日にも訪れています。

その時も、梅の花が綺麗に咲いていましたが、昨日の梅は5年前よりも更に見事な咲きっぷりでした。




梅苑の西側に、梅を高い位置から眺められるようにスロープとデッキが設けられていて、そこからの眺めは最高でした。



帰りの新幹線の時間にはまだ少し余裕があったのですが、北野天満宮から京都駅に戻りました。
京都駅までのバスも、乗り継いだ地下鉄も満員で、京都の観光客の多さに改めて驚きました。

 

 

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