本編のホームページに、埼玉県川越喜多院の散策記をアップしました。

本編のホームページは こちら です:
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/index.html







喜多院の記事は2007年11月にアップしていますが、今回は
2012年4月に再訪した際の写真などに置き換えて訂正しました。

喜多院は故事によると創立が奈良時代までに遡るとも言われる歴史ある寺院です。
平安時代の830年(天長7年)に慈覚大師円仁により創建された勅願所が始まりとなっているようです。


仙波天満宮から喜多院に向かうとまず鐘楼門が見えてきました。


撮影: 2012年4月

鐘楼の西側には小高い高台があり、階段が続いています。
この階段を上った先に、慈眼堂が建っていました。


撮影: 2012年4月

慈眼堂は、喜多院を江戸時代の初めに中興した天海大僧正(慈眼大師)の木造を奉納したお堂です。
天海大僧正は1643年(寛永20年)に東京・上野の寛永寺で亡くなり、1645年(正保2年)に三代将軍・徳川家光公の命によりこの慈眼堂が建てられました。
慈眼堂の奥には天海大僧正の墓碑がありました。


鐘楼の北側に進むと、山門が現れました。
この山門は1632年(寛永9年)に建てられ、喜多院で最も古い建造物です。


撮影: 2012年4月

こちらは多宝塔です。


撮影: 2012年4月

境内の中に進んでいくと階段の上に建てられたどっしりとした慈恵堂があります。


撮影: 2012年4月

比叡山延暦寺の第18代座主の慈恵大師を祀る堂宇です。
この慈恵堂の右手に、客殿と書院が建っています。


撮影: 2012年4月

白砂が敷かれていて京都の古いお寺の様な雰囲気です。


撮影: 2012年4月

この喜多院の客殿と書院は、川越大火で焼失してしまった喜多院の伽藍を再建する為に、徳川家光公が江戸城紅葉山にあった将軍家別邸を移築させたのだそうです。
江戸城には当時の宮殿の建物は残っていないので、この喜多院の客殿と書院だけが当時の江戸城の建物を伝えている事になります。


撮影: 2012年4月

 江戸城の登城記は こちら です:
 http://shanehashi.html.xdomain.jp/Oshiromeguri/Kanto/EdoJyo.html


書院の中庭も心を落ち着かせる事が出来るいい雰囲気の庭でした。
これから、しばらく川越の様子を紹介しようと思います。


今日紹介したホームページの川越・喜多院の散策記は こちら です:
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/Travel/Japan/Kanto/Kawagoe.html#Kitain

 

 

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