今日は、本編のホームページに、桑名の散策記をアップしました。

本編のホームページは こちら です:
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2回目の今回は、六華苑です。

六華苑は、山林王として富を築いた二代目・諸戸清六の邸宅跡です。
一代で財を成した、初代・諸戸清六が1884年(明治17年)に山田家屋敷跡を購入し、ここに1913年(大正2年)に二代目・清六が築いた自宅が今の六華苑になります。

六華苑には、桑名城址を訪れた際に立ち寄りましたがその時は閉まっていたので、翌年(2013年)5月に再訪しました。
長屋門を抜け園内を進むと、洋館と和館が見えてきました。


撮影: 2013年5月


洋風と和風の建物が調和したこの建物は、鹿鳴館を設計したジョサイア・コンドルの設計によるものだそうです。
明治から大正にかけて築かれた洋風建築では和風の建物を併設するのが一般的だったようです。
この旧諸戸家住宅では、和館も書斎を二つ設けた本格的な建物で、こうした例は珍しいそうです。


撮影: 2013年5月

こちらは洋館の様子です。
エントランスの脇にある書斎の様子です。


撮影: 2013年5月

洋館も美しく、とても開放的な造りになっていました。
神戸や横浜でも幾つも洋館がありますが、大きさや造りの豪華さでは、決して見劣りしない建物と思います。

六華苑では、2階のバルコニーが秀逸でした。


撮影: 2013年5月


明るい造りのバルコニー越しに眺める庭園の様子は素晴らしい景色でした。
この景色を眺めながらしばらく佇んでいました。

六華苑の建物を庭園側から眺めた様子です。


撮影: 2013年5月

この瀟洒な建物は国の重要文化財に指定されています。
そして、建物の前には、江戸時代の大名屋敷と同じ池泉回遊式の庭園が広がっています。


撮影: 2013年5月

六華苑の敷地面積は約18,500平米にもおよび、この庭園は国の名勝に指定されています。
庭園や建物を眺めるにつれ、諸戸家の財力が如何ばかりであったかと驚くばかりです。


今日紹介したホームページの桑名の散策記は こちら です:
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