今日は、本編のホームページに、桑名の散策記をアップしました。

本編のホームページこちら です:
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/index.html







桑名市は揖斐川のほとりに位置する、三重県下で5番目に人口の多い都市です。
桑名は室町時代には、堺、博多、大湊と並ぶ日本屈指の港湾都市だったそうで、商業、海運の中心地として栄え「十楽の津」と呼ばれていたそうです。
関ヶ原の戦の後、徳川四天王の一人・本多忠勝が桑名城の城主となり、その後、桑名藩が立藩し、桑名の街は成長を遂げました。

桑名城の登城記はこちらです:
http://shanehashi.html.xdomain.jp/Oshiromeguri/Kansai/KuwanaJyo.html


桑名の街は、2012年3月と2013年5月に散策しています。
その際の様子をお伝えします。


揖斐川沿いに築かれた桑名城の北西側に、七里の渡しの船着き場がありました。
船着き場跡に立つ鳥居は、伊勢国一の鳥居とされ、20年毎の伊勢神宮の式年遷宮の際に、内宮宇治橋外側の鳥居が、ここに移されているそうです。


撮影: 2012年3月


当時の東海道は、この鳥居の正面、真っすぐ南に続いていましたが、ここから東に歩くことにしました。
里の渡し跡のすぐ東側に、桑名宿脇本陣の駿河屋跡があります。


撮影: 2012年3月

その西隣には大塚本陣跡があり、歌行燈の句碑もありました。


撮影: 2012年3月


ここから北に向かうと、住吉神社があります。
大阪の住吉大社から勧進して開かれたそうです。


撮影: 2012年3月

開放的な境内のすぐ脇を揖斐川が流れています。
川幅も広く、滔々と流れる様子は、まさに大河です。


撮影: 2012年3月

室町時代から江戸時代にかけ、船運の拠点だった桑名には多くの廻船問屋が集まっていたそうです。
この辺りは住吉浦と呼ばれ、そうした廻船の船溜まりだったそうです。


住吉神社の西側には、六華苑という実業家の屋敷を公開している名勝があります。
2012年に訪れた際は、休館日でしたので、2013年に再訪しています。

六華苑の南側には堀が東西に続いています。
六華苑の敷地は、実業家だった諸戸家ゆかりの建物が多く残っていて、堀沿いの小路からもその様子を眺めることが出来ました。


撮影: 2012年3月

南に進んだ先の左手に浄土寺があります。


撮影: 2012年3月

1610年(慶長15年)、徳川四天王の一人で桑名藩の藩祖・本多忠勝が亡くなると、この浄土寺に葬られました。


撮影: 2012年3月

浄土寺は、今では境内も狭く、本多忠勝のお墓も質素な佇まいで、意外な感じがしました。

浄土寺から南西に400m程行くと海蔵寺があります。
海蔵寺は、戦国時代末期の1574年(天正2年)頃に創建された曹洞宗のお寺です。


撮影: 2012年3月


境内には幕府が薩摩藩に木曽三川の改修工事を命じた宝暦治水事件で命を絶った薩摩藩士24名のお墓がありました。



撮影: 2012年3月


今日紹介したホームページの桑名の散策記は こちら です:
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