早いものでもう4日も経っていますが、4月30日に木曽路を散策してきました。
その様子を紹介します。


この日は早起きして、名古屋を7:00に発車する特急「しなの」に乗車しました。
この日は冷え込みましたが、朝からよく晴れて絶好の行楽日和です。



 特急「しなの」の乗車記はこちらです:
 http://shanehsmt.html.xdomain.jp/Train/Japan/JR0/ChuohSai.html


日頃の疲れと早起きの為、車内でウトウトするうちに、多治見を過ぎていました。
田圃には水が張られ、綺麗な景色でした。



今まで気が付かなかったのですが、恵那付近では車窓から御嶽山も見ることが出来ました。



中津川を過ぎ、次の南木曽で「しなの」を下車しました。



しばらく待って、松本行の普通電車に乗り換えます。



「しなの」は、この先停車駅が少なく、次は木曽福島、その次は塩尻となっていて、木曽路の宿場町を訪ね歩くには普通列車でなければなりません。

「しなの」もゴールデンウィークとあって座席はほぼ埋まっていましたが、乗り換えた普通列車も、思った以上に乗客がいて、進行左手の窓側の席をなんとか見つけて座ることが出来ました。

新緑が目にまぶしい程でした。



大桑駅を過ぎ、木曽駒ケ岳を望むようになりました。



この先で、寝覚ノ床を過ぎます。
いつも、なかなかいい写真が撮れないのですが、この時も丁度いいアングルでの写真はブレてしまっていました。



上松を過ぎ、隣を走る国道19号線沿いのドライブインで、御嶽山が少し顔を覗かせます。



木曽福島を過ぎ、乗客が増えました。
宮ノ越を過ぎたところで、木曽川の淵を渡ります。



地図で見ると、巴が淵と呼ばれ、木曽義仲と共に戦った巴御前にちなんだところです。
この先の藪原を過ぎて、鳥居トンネルで分水嶺を超えると奈良井です。
8:12に南木曽を発車した普通電車は、奈良井に9:17に着いています。



奈良井はこの日最初の目的地です。
駅前を旧中山道が通り、駅からすぐのところに古い宿場町が残っています。



冷え込み風が冷たい気候で、空気も澄み、気が引き締まるような雰囲気でした。
屋根や建物が黒く陰り、青空と素晴らしいコントラストをなしています。



狭かった中山道も途中で道幅が広がりました。
この辺りは、奈良井宿中町で、本陣跡も近く、宿場で最も賑わった界隈です。



この先の鉤手では、八重桜も綺麗に咲いていました。



宿場のはずれの高札場には、芝ツツジも綺麗に咲いていました。



奈良井宿では、二か所の重要文化財の建物を訪れ、本陣の門が移築されているという長泉寺を訪れたりするうちに、あっという間に二時間が経ちました。

 


 

 

~ つづく ~

 

 

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