今日は、本編のホームページに、能登金剛の様子をアップしました。

本編のホームページは こちら です:
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/index.html






能登金剛は、日本海の荒波によって浸食された断崖や奇岩が続く景勝地で、能登半島西岸のほぼ中央に位置する福浦港から25㎞ほど北にある関根鼻までの海岸線をさしています。


第二回目の今回は機具(はたご)岩から15km程の所のヤセの断崖に向かいました。
その手前で、大笹波水田がありました。


撮影: 2011年10月


この大笹波水田は海岸河岸段丘に発達した棚田で、幾何学的な景色が綺麗な棚田です。
日本棚田100選にも選ばれています。


大笹波水田から程なく、ヤセの断崖に着きました。
ヤセの断崖は、高さ35mもの断崖が続く、
能登金剛でも代表的な景勝地です。


撮影: 2011年10月

松本清張の代表作「ゼロの焦点」の舞台にもなっています。
ヤセの断崖を見下ろす義宮正仁親王殿下御展望台です。


撮影: 2011年10月


何人もの観光客がいて、能登金剛でも人気のスポットの様でした。
この展望台から断崖の上を南に遊歩道が続いています。

打ち寄せる波音を聞きながら、豪快な断崖の景色を眺めていました。
この先に、深く切れ込んだ細い入り江があります。


撮影: 2011年10月


まるでナイフで切り取ったような地形で、自然で出来たとは思えない程の切れ込んだ入り江です。
頼朝の追手から奥州へ逃れている義経が48艘もの船を隠したという伝説があり、義経の舟隠しと呼ばれています。


能登金剛の北端とされる関野鼻の岬を過ぎると、荒々しい断崖や奇岩の景色から一変し、砂浜が広がっていました。


撮影: 2011年10月

この砂浜は、琴が浜と言い、かつては鳴り浜として知られていました。

鳴り浜は全国でも20か所程しか知られていませんが、石英を65%以上含んだ砂浜では、人が歩くと「キュキュ」と音がするようになるそうです。この琴が浜は、石英の含有率が72%以上あるそうです。
石英の粒に汚れが混ざると音がしなくなってしまうそうで、琴が浜もかつての鳴り浜が失われしまったそうです。


琴が浜を歩いていると、その北側に崖が見えて来ました。


撮影: 2011年10月


日本海の荒波に洗われた岩肌が剥き出しになっています。
能登半島は、地殻変動の影響を強く受けているのか、この岩の地層は、放射線状に渦を巻いていました。


今日紹介したホームページの能登金剛のヤセの断崖琴が浜の散策記は こちら です:http://shanehsmt.html.xdomain.jp/Travel/Japan/Chubu01/NotoKongo.html#Yase_Clif

 

 

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