先週の土曜日(6月19日)、奈良県の馬見丘陵公園に行ってきました。

ここは、2週間ほど前の関西地方のTVニュースで、菖蒲が咲きましたというニュースで紹介されたのですが、調べてみると古墳がいくつも集まっているところが公園として整備されているようです。
行ける機会を狙っていたのですが、梅雨の晴れ間となった土曜日にさっそく行ってきました。





最寄り駅からおおさか東線に乗車し、久宝寺で関西本線の快速に乗り換えました。



快速で、次の停車駅の王寺で下車し、近鉄・田原本線に乗り換えます。



この田原本線は歴史の薫りの高い地域を走っています。



この日は丘陵地を抜けたところの池部で下車しました。



田原本線には何度も乗車していますが、この池部駅で下車したのは初めてです。
駅から少し歩いたところに馬見丘陵公園の入り口がありました。


馬見丘陵公園の中心部は池部駅から歩いて20分以上も離れているので、しばらくはプロムナードです。



所々に、日本史の出来事が地面に記されていました。
歩きながら歴史を振りかえり、過去へと旅に出ているという演出です。
鶯があちこちで囀っていて、気持ちのいい散策です。

馬見丘陵公園の中心部に近づくと、色々な花が綺麗に植えられていました。



こちらはTVで紹介された花菖蒲です。



色々な種類の花菖蒲が植えられていました。
今は丁度端境期なのか、蕾の菖蒲がいくつもある一方で、咲いているのは少々萎れた感じがします。

こちらは紫陽花です。



紫陽花の先にナガレ山古墳がありました。



この古墳は、通路に面した半分が当時の様子を復元されていて、墳丘には何段にも埴輪が飾られていました。

この馬見丘陵公園には主に4世紀から5世紀にかけての、9つほどの古墳があります。
その中で最も大きい巣山古墳です。



墳丘の長さは220mあり、全国でも22番目に大きな古墳です。
古墳の周囲には堀も巡らされていますが、近くには立ち入りが出来ないように柵が巡らされていました。

馬見丘陵公園には、いくつか溜池もあり、高原のような佇まいの景色も楽しめました。




2時間半ほど、この馬見丘陵公園を歩き、早めのお昼で、買ってきたおにぎりを食べました。
鶯の囀りを聞きながらのお昼は、贅沢なものでした。


池部駅から新王寺に戻り、帰り道は近鉄・生駒線に乗る事にしました。



王寺駅で停車中の生駒行の電車からの様子です。

生駒線は生駒山の東側の谷を南北に走っています。
長尾王の墓のある平群を通り、やがて生駒山が見えるようになりました。



のどかな山間の景色から住宅地が広がるようになると生駒です。



この生駒で、けいはんな線に乗り換え、帰路に就きました。
午前中だけの散策でしたが、日ごろの運動不足も解消でき、充実した散策になりました。

 

 

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