昨日の土曜日(5月23日)、大阪地方は予想以上によく晴れた一日になりました。
この日も、朝からママチャリで古城めぐりに出掛けました。

今回は、淀川を渡った大阪府の北摂地域の3古城が目的地です。
今日はその2回目を紹介します。
  第一回目の記事はこちらです:
 https://ameblo.jp/shanehashi/entry-12599168202.html


大坂城、中之島の薔薇園に立ち寄り、日本一長いアーケード街の天満橋商店街を北に進みます。
JR天満橋駅を過ぎるとアーケード街の道幅がとっても狭くなりました。



まだ開店前のお店も多いのですが、歩く人でアーケード街はそこそこの密度になっています。
ここはJR天満駅と地下鉄天神橋筋六丁目の間で、普段でも多くの方が通行すると思います。

アーケード街もその地下鉄天神橋筋六丁目駅で尽き、その後は次第次第にお店が少なくなっていきました。
普通の住宅地の様な雰囲気になると、淀川の堤防に突き当たり、長柄橋を渡りました。



帰ってから地図を見てみると、淀川を渡る手前右手に明治時代に築かれた毛馬閘門(けますいもん)があったようです。重要文化財にも指定されていて、その近くには与謝蕪村の生誕地もあったようで、素通りしてしまい、残念でした・・・


長柄橋は阪急堺筋線の鉄橋と並走しています。



丁度、いいタイミングで上下線の電車がすれ違っていきました。
長柄橋を渡り終えるとT字路になっていて、そこを右手に折れました。



車道に挟まれた細い歩道を下っていきました。
阪急堺筋線の下をくぐり、しばらく広い道に沿って走った後に住宅地に入ります。
狭い路地が入り組んでいて、道を間違えながら走りました。



この先に、柴島城址碑がありました。



柴島と書いて、"くにしま"と読みます。
どうも、この石碑の場所は、当時の柴島城の場所とは異なる場所にあり、城址はいまの柴島中の場所だそうです。

ちなみに、柴島城は1549年(天文18年)の江口の戦いという三好氏の一族の戦いの際に、三好長慶が攻め落としているようです。
柴島城址碑の近くには柴島神社もありました。



現地を訪れていた時には、城址の近くに神社もあり、さもありなんと、思っていたのですが、この神社も明治になって移転されたそうです。



神社には最近珍しい鯉のぼりが揚がっていました。

柴島城址からは、次の目的地、新庄城址を目指しました。
狭い路地の住宅地を抜け、阪急堺筋線の線路に沿って走ります。


阪急堺筋線は京都線との接続駅の淡路駅近くで高架化の工事の真っ最中で、高い高架橋も見えてきました。



この先に大きな市営住宅があり、その隣の小さな公園に貨物用機関車だったEH10が展示されていました。
急勾配の関ケ原でも、長大な貨物を牽引出来る大出力の貨物用機関車です。



部品の盗難を避けるためか、細かい目のフェンスにぐるりと覆われてしまっていましたが、なんとかその姿を眺める事が出来ました。
いまの日本の貨物列車といえば、すべてコンテナ列車ですが、昔は有蓋貨車や無蓋貨車を何両も連ねた貨物列車が数多く走っていて、東海道本線ではこのEH10がその先頭で貨物を牽引していました。


この先で東淡路の商店街に入りました。



商店街のアーケードを抜けると阪急淡路駅がありました。



工事中の高架橋に挟まれた仮駅のような感じでしたが、高架化工事が完成したら駅の雰囲気もがらりと変わる事でしょう。
この先の商店街を抜けると、JR淡路駅があります。



阪急の淡路駅とJR淡路駅の間は何度か乗り換えた事があったのですが、そこをママチャリで走る日が来るとは、思ってもいませんでした。
JR淡路駅の先で、JRおおさか東線と阪急京都線とがクロスします。



現在は地上の阪急の上をJRがオーバークロスしていきますが、その更に上を阪急の高架橋が工事中で、その規模の大きさに圧倒されました。


この先で左に折れ、阪急京都線の踏切を渡って北に進みました。
住宅地の中に新幹線の高架橋が見えてきました。



普段なら、通勤電車並みの間隔で走る新幹線ですが、コロナ禍で乗客が減少し、本数が少なくなっているのか、しばらく待ってやっと走る姿を撮る事が出来ました。


新幹線のガードをくぐり、住宅地を走ると明教寺がありました。



このお寺が新庄城跡に建っているようです。
新庄城は、荒木村重に仕えた中川清秀が築城したようですが、詳しい事は判りません。

お寺の門も閉ざされていたので、お寺の門の写真を撮っただけで、次の目的地に向かいました。
その途中で化学メーカーの前を通りました。



ここには以前仕事で来たことがあります。


~ つづく ~

 

 

 

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