先日、NHKの世界遺産で、建設当時の姿を復元した古墳があるというので、さっそく訪れてみました。

訪れた古墳は、五色塚古墳です。
垂水駅から西に10分程歩いたところにあります。

住宅街を歩いていると、不意に古墳が現れました。



案内所で手続きを済ませ、古墳に上がってみました。

3段の前方後円墳がしっかり形作られ、表面は綺麗に小石が敷き詰められています。



五色塚古墳からは、明石海峡大橋が良く見えていました。



五色塚古墳は4世紀末に建造されたそうで、卑弥呼の時代より100年ちょっと遡ります。
明石海峡に臨む位置に築かれている事から、瀬戸内海を航行する船や陸路の交通を管理した人物のお墓と考えられているようです。

先日のTVの影響か、何人もここを訪れています。
古墳の最上段には埴輪のレプリカが並べられていました。



周囲は宅地が迫っています。
五色塚古墳がいま、当時の姿で残っているのは、多くの幸運があった事と思います。


五色塚古墳を訪れた後は、すぐ近くの山陽電鉄霞ヶ丘駅に向かい、一駅乗った舞子公園で下車し、明石海峡大橋を眺めに行きました。



ここは徳島への行きかえりにJRと高速バスを乗り換えするところです。
でも、なかなかじっくり世界最大の吊り橋を眺める機会はありません。



近くには孫文記念館がありました。


そして、この後、再び山陽電鉄に乗り、須磨浦公園へと向かいました。
ここは山陽電鉄の駅に隣接してロープウェイの駅があります。



ロープウェイに乗ると、神戸の街並みが見えてきました。
ロープウェイの終着駅には展望台があり、ここからは明石海峡大橋が見えていました。



ここからは更に、カーレーターという乗り物で山を登り、そこから旗振山の山頂に容易く登ることができます。
旗振山は、六甲山縦走路の西の端に位置しています。六甲山縦走路を少し歩くと、一の谷下山入口があります。



1184年(寿永3年)2月、一ノ谷の合戦で義経が70騎を率い、平家の本軍へと駆け下った山道です。
一ノ谷の合戦の古戦場は、以前から一度は訪れてみたいと思っていたところで、感慨も深かったです。

ロープウェイで麓に降りた後には、ロープウェイ駅からほど近い敦盛塚を訪れました。



この後、須磨浦公園の東の端にある一ノ谷の合戦の碑を訪れ、この日の散策を終えました。


この散策の様子は、写真の整理が出来たら、もう少し詳しく紹介する予定です。
また、後日に本編のホームページで詳しく紹介する予定です:
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/index.html

 

本編のホームページは こちら です:
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