穏やかに晴れた昨日の土曜日、スカーレットの里に行ってきました。

 

スカーレットは、NHKの朝の連続ドラマの題名です。

この秋から、滋賀県の信楽が舞台になっています。

 

土曜日とか、たまに見ているだけですが、舞台の信楽は一度ゆっくり訪れたいと思っていたところでした。

 

7時に最寄り駅を出発し、信楽行の列車が出る草津線の貴生川駅に着いたのは9時過ぎ。

9時14分発の信楽高原鐡道に乗り換えました。

 

 

2両編成の一両目が、その番組のマッピング車両でした。

TVの影響か、閑散としたローカル線の筈だった信楽高原鐡道に多くの行楽客が乗っていました。

 

信楽に着いて、わずか2分の待ち合わせでバスに乗り、近江小川の集落に向かいました。

目的地は、近江小川城です。

 

戦国時代末期に廃城になったお城ですが、信長が本能寺で討たれた際、堺を訪れていた家康が命からがら岡崎に逃げ帰っているのですが、その際に、この近江小川城で一夜を過ごしたと伝わっています。

 

山深い近江小川城、途中で野生の鹿にも出会いましたが、本丸からの景色はのどかで素晴らしいものでした。

 

 

その後、周辺の山城を幾つか訪れ、バスで信楽駅に戻りました。

僅かばかりの時間でしたが、駅周辺の信楽焼のお店に飾られている「タヌキ」の焼き物を眺めていました。

 

 

そして、その後向かったのが紫香楽宮跡です。

奈良時代末期に聖武天皇が、都を転々と移していた時期がありましたが、紫香楽宮跡はそのうちの一つですが、742年からわずか3年の短い期間で、都は再び奈良に戻されています。

 

 

当時の宮殿跡は、紫香楽宮址駅から歩いて35分ほどの距離にありますが、その跡地は田んぼが広がるだけで、ここがかつて日本の首都だった時代があるのか、信じられない思いでした。

 

 

近くには、廬舎那仏建立を行った官製の甲賀寺の跡もありました。

 

昨日の散策の様子は、後日に本編のホームページで詳しく紹介する予定です。

 

本編のホームページは こちら です:
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