先週末の3連休を利用して、大分のお城めぐりをしてきました。
初日の様子は こちら です:
https://ameblo.jp/shanehashi/entry-12525303137.html
二日目の様子は、こちら です:
https://ameblo.jp/shanehashi/entry-12525725135.html
三日目は、少しゆっくりスタートし、8:19 発の臼杵行の普通電車に乗りました。
一時間弱で到着したのは臼杵です。
通常の駅名標の脇にユニークな駅名標がありました。
臼杵は城下町で、郊外に国宝指定されている石仏があります。
まず、駅前の道を真っすぐ歩き、臼杵城跡に向かいました。
城跡に着くと、高い台の上に櫓が聳えていました。
江戸時代の城址が残る事は知っていましたが、現存の櫓があるとは知りませんでした。
この卯寅門脇櫓のある卯寅門が搦め手に当たり、右手の丘に登ると、すぐに本丸です。
今は市街地に囲まれていますが、丹生島と呼ばれる丘の周囲は、当時は海でした。
本丸のベンチに座り、その海を眺める老夫婦の姿が印象的でした。
この日は敬老の日という事もあってか、二ノ丸のグランドではゲートボール大会も催され、多くの人で賑わっていました。
この臼杵城は、大手口にも現存の畳櫓があり、復元された二の丸大門櫓と共に、その姿は往時の様子を偲ぶには十分でした。
この臼杵城の西側の平地が三の丸で、ここには今も古い町並みが残っています。
藩主の屋敷跡も残り、静かなひと時を過ごす事も出来ました。
狭い区域ですが、狭い路地に当時の面影を残す建物が並び、風情のある町並みでした。
臼杵城と臼杵の街並みを2時間半ほどかけて巡り、12:00過ぎのバスで臼杵石仏に向かいました。
JR三重町行のバスは無人で到着しました。途中で一人乗りこみましたが、寂しい状態です。
15分程で、臼杵石仏に到着しました。
ここは多くの観光客が訪れるようで、観光バスの駐車場やお土産物屋さんも何軒かありました。
入場券を買って石仏を見て回ります。
山の崖の中腹に、何箇所かに分かれて、それぞれ10体近い仏像が彫られていました。
この臼杵石仏が彫られたのは12世紀ごろの様です。
阿弥陀仏信仰が盛んだった時代で、彫られた石仏は東を向いています。
石仏の彫られた山の東側は今は田圃が広がっていますが、当時は池があたようです。
その低湿地の反対側には満月寺があり、満月寺からは池の西側の阿弥陀像を拝む形になります。
これは、奈良の浄瑠璃寺の阿弥陀如来像を三重塔から眺める時の配置と同じになります。
ここでも帰りのバスを待ちながらゆっくり散策し、臼杵駅に戻りました。
臼杵の散策が効率的に出来たら、別府の地獄めぐりも行きたいな、と思っていましたが、臼杵散策で満足し、別府での観光は今回も諦める事にしました。
大分に戻る途中、鶴崎城跡を訪れ、大分のホテルで預けてあった荷物を受け取り、別府観光ターミナルに向かいました。
帰りも行と同じ、大阪南港 - 別府港間のフェリー「さんふらわあ号」でした。
こうして3日間にわたる大分・お城巡りの旅を満喫し、今朝、大阪に戻りました。
今日の散策の様子は、後日に本編のホームページで詳しく紹介する予定です。
本編のホームページは こちら です:
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/index.html
"Explore Historical and Exotic Japan"
http://handejapan19.html.xdomain.jp/index.html