昨日は比叡山へ

17日の日曜日に比叡山に行ってきました。
比叡山に登るのは確か3回目ですが、前回は2007年なので、12年ぶりになります。

まだ暗いうちに最寄り駅を発ちました。
それでも、比叡山の東の麓の坂本の町に着いたのは8時過ぎでした。

比叡山に向かう坂本ケーブル の乗り場に向かう途中で、滋賀院門跡に立ち寄りました。
ここの佇まいは素晴らしいもので、再訪とはいえ、心躍るものでした。

門前には紅梅も綺麗に咲いていました。
　坂本の様子は こちら です：
　http://shanehsmt.html.xdomain.jp/Travel/Japan/Kansai/Sakamoto.html

少々寄り道して9:00発のケーブルカーに乗車しました。

観光シーズンではなく、乗客はわずか5人程でした。
この坂本ケーブル は日本で最も長いケーブルカーです。
　坂本ケーブル の乗車記は、こちら です：
　http://shanehsmt.html.xdomain.jp/Train/Japan/Kousaku/SakamotoCable.html

眼下に琵琶湖を眺め登っていきます。
例によって運転士さんの後ろで写真を撮っていると、鹿がいると教えてくれました。

なんでも線路内によく立ち入っているそうです。

こうしてケーブルカーで簡単に山の上の比叡山に登りました。
駅からほど近い 延暦寺・東塔に向かいます。
残念ながら根本中堂は8年間にも及ぶ修理工事中でした。

根本中堂から阿弥陀堂に向か途中に立ち寄った戒壇院です。

比叡山には雪が積もり、ちらほら小雪も舞っていました。

比叡山延暦寺 は、山頂部の主な伽藍が東塔、西塔そして横川と3か所に分かれています。春から秋にかけてはそれらを結ぶバスが走っていますが、冬のこの時期は、これらの伽藍に行こうとすると歩くしかありません。
東塔から西塔までは1km、15分程ですが、横川までは4km以上あり、調べてみると東塔から2時間以上かかると書かれています。
この日の比叡山行を計画した時には、雪が深いとどうかなぁ、と思っていましたが、とりあえず西塔までは行ってみようと、やってきました。
　比叡山延暦寺の様子は こちら です：
　http://shanehsmt.html.xdomain.jp/Travel/Japan/Kansai/Hieizan.html

阿弥陀堂の奥から凍った坂道を下り、まずは西塔を目指しました。
ここから雪が深くなりました。

すぐに比叡山ドライブウェイをまたぐ橋を渡ります。その橋の先に山王院がありました。

このお堂の佇まいも素晴らしいものでした。
山王院から雪の積もった急な下り坂を下ると、浄土院が見えてきました。

ここは延暦寺の開祖、伝教大師・最澄の御廟です。
人のいない浄土院。お堂の扉も閉ざされていましたが、そのお堂の中からお経の声が聞こえてきました。

この先にあった釈迦堂です。

ここでお参りし、いよいよ横川を目指すことにしました。
雪で足元は滑りやすかったのですが、東塔、西塔のお堂がどれも印象的で、また人のいない静かな境内の様子が素晴らしく、是非横川にも行きたいと思っていました。

西塔から横川までは、山の尾根を行く道で、しかも横川は西塔よりも低い位置にあり、下り坂が多くなっています。
山間の淋しい道です。

丁度、中間地点に玉体杉という杉があり、そこから京都の街が一望出来ました。

玉体杉という名前は、天皇のご安寧をここで祈ったという事でつけられたそうですが、京都の街が一望に出来るこの場所ゆえに天皇の事をお祈りしたのだと、現地に来て思い至りました。

こうして約2時間程かけて横川に着きました。
国宝の横川中堂です。

横川は延暦寺の中でも、修行の場であったようで、道元禅師が悟りを開いた場所もありました。
この横川で小一時間程滞在し、来た道を戻ったのですが、帰りの上り坂は足に堪えました・・・

比叡山からの帰りに再び坂本の町を散策してみました。
滋賀院門跡のすぐ近くにあった慈眼堂です。

そして近くの公人屋敷ではお雛さんが飾られていました。

引っ越し作業は相変わらず続いています。
先週からやっと英語版のページの引っ越しにかかりました。3月末までに全部引っ越しが終わるかどうか、ギリギリの状況です（^^；

今回もコメント欄は閉じておきます。
ご了解いただければ幸いです。
↑
と書いたのですが、閉じわすれましたぁ
既にコメント頂きありがとうございます！
今回はこのまま開けておきます（^^ゞ

本編のホームページは こちら です：
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/index.html