昨日に引き続いて、土曜日の瀬戸内の旅の続きです。
昨日の記事は、こちら です


竹原を 11:09 発の三原行は、40分程遅れて発車しました。

元々の予定では、3つ先の忠海駅で途中下車し、
いま大河ドラマで放送している「平清盛」公の父、
忠盛公の海を眺めようと思っていたのですが
この遅れでは、最終目的地で慌ただしくなってしまうと思い
忠海駅での途中下車を諦めました。

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車窓から眺めた忠海駅の様子です。

この忠海を発車すると呉線は瀬戸内の海岸線を走り、
穏やかな瀬戸内海を心行くまで眺める事が出来ました。

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不思議な事に、瀬戸内海を旅すると雨の日が多く
この日もどんよりとした天気でしたが
遠くの島々が霞んで見えるこのような
天気の景色もなかなかいいものだと思います。

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時折、海沿いの家の屋根の向こうに
瀬戸内海が見えていました。


竹原から35分程で三原に着きました。
15分程の乗り換えの間に、駅でサンドイッチを食べ
12:36 発の普通電車で福山に向かいました。


次の目的地は鞆です。

鞆は、戦国末期には足利義昭が逃れたところで
幕末には坂本龍馬が「いろはまる」沈没事故で
紀州藩と海難裁判を行った所として知られています。

鞆へは福山駅前からバスで向かいます。

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以前は、鞆鉄道という列車が
福山と鞆の間を結んでいたそうですが、
バスはその跡を辿るように走りました。

福山駅から約30分程で鞆の浦に着きました。



ここからさっそく散策の開始です。
龍馬ゆかりの史跡などを訪ね歩き、
高台にある対潮楼に向かいました。

この対潮楼の目の前には
鞆の浦の沖合に浮かぶ仙酔島や
弁天島が見えています。

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ここから古い町並みを歩き
鞆港に向かいました。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fa/fa/shanehashi/folder/538435/img_538435_62767970_1?1341738123.jpg

江戸時代の雁木が今に残る古い港。
素晴らしい景観を雁木に座って
しばらく眺めていました。

この景観は、少し前まで破壊の危機に瀕していました。
港を跨ぐ道路建設計画があったのです。

今まで日本各地で行われていた道路建設優先の愚行が
防がれたのは,とてもいい事だと思っています。


この鞆港から、左手の高台にある円福寺に向かいました。
ここは南北朝時代の大河島城跡になっています。

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鞆港の突堤から眺める
大河島城跡の高台の様子です。

急な階段を上った円福寺からも
仙酔島の眺めが綺麗でした。

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南北朝の戦いで城を枕に戦死した
桒原伊賀守重信一族の墓の前に
猫がのんびり昼寝していました。


円福寺から再び鞆港に向かい、
有名な常夜灯に向かいました。

この常夜灯までの古い建物に囲まれた
小路の佇まいも、素晴らしかったです。

そして常夜灯周辺の様子です。

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どんよりとした雲から、
雨粒がポツポツと落ちてきました。

ここから鞆の西側の高台にある
医王寺へと向かいました。

この鞆では3時間弱の滞在時間を
見込んでいましたがのんびりと
散策を続けるうちに、あっという間に
1時間半が経っていました。

急坂を上って辿り着いた医王寺からの眺めです。

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仙酔島に重なるように、円福寺の高台や
これから向かう鞆城址に建つ
鞆の浦歴史民俗資料館も
良く見えていました。

この鞆の町は本当に見所が一杯で
簡単には紹介出来ません。

後日、本編のホームページで
詳細に紹介したいと思います。

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こちらは福山城の長屋門です。
保命酒という薬用酒のお店になっています。


本編のホームページは、こちら です:
http://www.geocities.jp/shane_hsmt/index.html


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