月曜日の出張から引き続いて静岡県東部の散策をしています。

昨日は、伊豆半島の先端に近い下田を訪れ
下田の街の散策と下田城を訪れました。

下田城は、昨日訪れたお城は、駿東地区にある古城と同じく
戦国末期のお城で、下田の街は幕末に所縁があります。
 
 
下田へのアクセスはJR伊東線~伊豆急行鉄道です。
熱海発、8:25の伊豆急下田行普通電車で出掛けました。
 
この路線は観光路線で、東京からJRの特急列車が乗り入れていますが、
朝に熱海を発車する2本の普通列車には「リゾート21」という
以前は特急列車に使われていた車両が充当されています。
 
 
この車両の先頭と最後尾の車両は展望シートになっています。
 
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先頭車両のこの一画に座ると
進行方向の展望が良く見えます。
 
通勤用の電車の運転席後ろに立って前を見るのはともかく
こうした車両で、小さな子供さん連れの方もいるなかで
一番前に座るのは、さすがに気が引けます。
 
熱海駅発車後の様子です:

前日の足柄峠に行った際は良く晴れて欲しかったのですが
この日は実は、曇り空になるといいな、と思っていました。
晴れると、日の光が反射してしまうんです(^^ゞ
 
幸い、願ったように雲が垂れ込め、
逆光でも、あまり光が反射せずに
前面展望を楽しむ事が出来ました。
 
 
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伊豆多賀 - 網代間の車窓風景です。

伊東からは伊豆急行線に乗り入れ、
運転士もJRの職員から伊豆急の職員へと代ります。
 
しばらく、海から離れたところを走っていましたが
伊豆北川で海を見下ろす高台となりました。
 
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そして2つ先の片瀬白田を出ると、
東伊豆海岸に沿って走ります。
 
 
霞んではいましたが、
伊豆大島や新島が見えていました。
 
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こうして前面展望や車窓風景を楽しみながら
10:00丁度に、伊豆急下田に到着して
まずは、下田の街の散策から始めました。
 

下田には幕末の日米や日露和親条約締結の際の
所縁となっているお寺や史跡が多く残っています。
その一つ、了仙寺です。
 
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ここは日本に上陸したペリー一行の
宿舎となり、また日米和親条約に付随する
下田条約が締結されたそうです。
 
また街中には、なまこ壁の古い家も点在していました。
 
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こうしてのんびり下田の街を散策しながら向かったのは
下田港の南の小高い丘にある下田城址です。
 
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いまは、下田公園となり、紫陽花で有名だそうですが、
この時期、訪れる人も少なく、ひっそりとしていました。
 
これは下田城址からの下田の街の眺めです。
 
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下田城址は、戦国時代の末期に
北条氏が水軍の拠点として整備された古城で、
大規模な空堀や堀切がよく残っていました。

その下田公園の南端にあったのが
志太ヶ浦岬の展望台です。
 
 
帰ってから調べてみると、ここには見張り台が
あった程度で城址には含まれないようですが、
この展望台からの眺めは静かで、素晴らしいものでした。
 
 
遠くに見える光芒も、とっても良かったです。
 
ベンチに座り、一人佇んでいると、遠くから聞こえる
潮騒の音が、静寂さを際立たせていたのですが
動画では、小鳥のさえずりが心地いいです。
 

この下田行では、米国への渡航を企てた吉田松陰が
その機会をうかがって潜伏していたという蓮台寺にある
その屋敷跡にも行きたかったのですが、
時間が無くなってしまいました。
 
また下田に行く機会は、あるのでしょうか・・・
 

この日のお城めぐりや散策の様子は
後日に、本編のホームページで詳しく紹介する予定です。
 
本編のホームページこちらです:
http://www.geocities.jp/shane_hsmt/index.html
 
 
 
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