惜別の屋代線と川中島古戦場巡りの旅 (1)

携帯からも記事にしましたが、昨日の日曜日から、
特急「ワイドビューしなの」に乗って長野に行ってきました。

今回は、ちょっと贅沢な旅と紹介しましたが
それは、グリーン車に乗車したんです。

「ワイドビューしなの」では長野寄りの先頭車の
1号車にグリーン車が連結されていて
その一番前の車両は、運転席のすぐ後ろの
パノラマ席になっています。

この「ワイドビューしなの」の
パノラマ席に乗ったのは、今回で2度目。

以前は雪の直後の快晴で、素晴らしい景色が楽しめました。
その時の様子は、こちらです：
http://www.geocities.jp/shane_hsmt/Train/Japan/JR/ChuohSai.html

折角、グリーン料金を払うので、日曜日は
是非晴れて欲しかったのですが、土曜日は雨。

天気予報では午後から晴れとの事でしたが
朝のうちは雨も残る予報で、心配していました。

朝、目が覚めてみるとどんよりとした曇り空でしたが
西の空には雲が掛かってなく、ホッと胸をなで下ろしました。

高蔵寺を過ぎ、山間に入ると、前日まで降った
雨の湿気が水蒸気として湧き上がり、
谷間を埋める光景に出合えました。

グリーン車の車内は空いていて、
落ち着いた雰囲気でした。

豪華なシートにゆったり座り、景色が移り変わる様子を
愉しんでいれば良かったのでしょうが、貧乏性なので、
パノラマ席だけでなく、空いている席に移って、
左右の車窓風景もカメラに収めていました。

濁流となって流れる木曽川の様子や
寝覚ノ床の眺めを愉しみ、そして、
木曽の霊峰・御嶽山が、中央西線の
車窓から眺められる事がわかり、
グリーン車を奮発した甲斐がありました。

松本盆地に入ると、北アルプスの山々や
姨捨からの善光寺平の雄大な景色も
しっかり見る事が出来ました。

「ワイドビューしなの」を終着・長野の一つ手前の
篠ノ井で下車し、次に向かったのは松代です。

松代へは、篠ノ井から乗り換えたながの鉄道で
屋代に向かい、ここで長野電鉄屋代線に乗り換えです。

屋代駅の長野電鉄屋代線のホームの様子です。

そして、乗車した屋代線の電車。

この長野電鉄屋代線が来年3月で
廃線になる事が決まっているのですが、
廃線になってしまう前に、松代城の再訪や
近くの川中島の古戦場巡りをしてみたいと思っていました。

２両編成の電車には20人近い乗客が乗っていたと思いますが
半分程度は、鉄道ファンの人達でした。

松代の駅で荷物を預かってもらい、
レンタサイクルで出発です。

まず、向かったのは松代城でした。

この松代城には2004年8月に訪れていて、
今回は日本100名城のスタンプが目当ての再訪です。

再訪と言っても7年間の間に、復元整備が進んでいて
周囲の堀や土塁も立派になっていました。

松代城の後に、川中島の古戦場巡りです。

川中島の古戦場といっても、戦いは
4回に分かれて行われていて、しかも
戦いの場所がかなり広範囲に広がっています。

一日ではとても全部見て回れないので、
有名な謙信と信玄が一騎打ちを行ったと言われる
八幡原の古戦場跡を中心に見て回る事にしました。

千曲川を渡り、八幡原古戦場に向かう途中で
まず向かったのは典厩寺。

第4次川中島の戦いで戦死した
武田信玄の弟のお墓のあるお寺です。

閻魔様の像が印象的なお寺です。
武田典厩の首を洗った井戸跡もあるのですが
この井戸跡は移動式トイレがすぐ前に設置されていて
ちょっと悲しい状況でした・・・

この典厩寺から八幡原古戦場は500m程。

川中島の戦いといったらこのシーンという程
有名になった謙信と信玄の像があります。

この八幡原の古戦場は、第4次川中島の合戦で
海津城(後の松代城)に陣取っていた武田軍が
上杉軍が背後の妻女山に陣取ったのをみて
城を引き払い、陣を敷いたところだそうです。

この八幡原古戦場跡から、川中島古戦場を巡ったのですが、
それはまた明日辺りに紹介しようと思います。

今回の川中島古戦場巡りの旅の様子も、後日に
本編のホームページで詳しく紹介しようと思います。
本編のホームページはこちらです：
http://www.geocities.jp/shane_hsmt/index.html

また本編のホームページには、今回乗車した路線や
訪れたところを、既に紹介しています：

↑　ランキングの参加しました！　下線部の所をクリック頂けると嬉しいです。