3日間に渡る北海道出張から戻ってきました。
中部国際空港に着くなり大雨で、
じとっとした空気に汗ばんでしまい、
涼しい北海道の空気が懐かしくなりました。


今日は、昨日に続き、夕張散策の様子を紹介します。
 ---昨日の記事はこちらです。


夕張では街を散策した後に、炭鉱の様子を再現しているという
「石炭の歴史村」を訪れる予定にしていました。

しかし、駅の観光案内所には、その「石炭の歴史村」は残念ながら
10月10日で今年の営業を終了しているとの案内が出ていました。

観光案内所で色々聞いてみると、映画「幸福の黄色いハンカチ」の
想い出の地があるというので、そこに行ってみる事にしました。


まずは、夕張駅から夕張の市街地の散策です。

以前に夕張線(現・石勝線)に乗車した際には
時間の都合で、折り返しの列車に乗ってすぐ
引き返してしまったのが、ずっと心残りになっていました。

それで、この機会に夕張の街を歩こうと思っていました。
念願の夕張散策でしたが、リゾートホテルの前の夕張駅から
谷を一つ越え、夕張の市街に足を踏み入れると・・・

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そこには、廃墟となった家が
軒を連ねていました。。。

炭鉱が閉山し、人口減少が続いていた
夕張市の財政が破たんし、さらに多くの人が
街を離れたとニュースでは聞いていましたが、
廃屋が幾つも並ぶ街の様子を見ると、
その状況の深刻さ伝わってきました。

夕張市役所周辺の通りはシネマ通りと称し、
いくつもの映画の看板が建物に掲げられていました。

イメージ 2


街興しの一環としての施策と思います。
こうした施策で、少しでも夕張の街を
訪れる人が増えれば、と願います。

旧市街の周辺には、新しいアパートも建っていて、
そうした光景を見ると、ホッとしました。


夕張駅から1.5km程も歩くと、
山間に広大な空き地が広がっていました。

イメージ 3


ここは、かつて夕張駅があったところで、
広い空き地は石炭を積んだ貨物列車が
発着していたヤードの跡です。

この空き地の先に訪れる予定だった
「石炭の歴史村」があります。


そこまで、行ってみたかったのですが、
「幸福の黄色いハンカチ」想い出の地に
行くバスの時間が迫っていて、
ここで駅に引き返しました。


「幸福の黄色いハンカチ」想い出の地は、
夕張駅からバスで3km程南に下り、
そこから山の上に少し歩いたところにありました。

イメージ 4


「幸福の黄色いハンカチ」はラストシーンが
とても印象的な映画で、そのシーンに使われた
黄色いハンカチが再現されていました。

夕張の寂れた街並みを眺めた後だったので、
色褪せた黄色いハンカチがとても印象的でした。

イメージ 5


近くにあった建物です。
この家も映画で出てきたものでしょうか?
この景色もとても良かったです。


この「幸福の黄色いハンカチ」想い出の地から
最寄りの鹿ノ谷駅に歩いて戻りました。

イメージ 6


山を下り、石勝線の線路を渡った時の写真です。
鹿ノ谷駅までは、片道2km程の道のり。

途中で、廃止になった夕張鉄道の線路跡が
石勝線の線路沿いに続いていたりして
長い道のりでしたが、楽しく歩く事が出来ました。

そして辿り着いた鹿ノ谷駅。
丁度、夕張駅に向かう列車が到着しました。

イメージ 7


この列車が夕張駅で折り返し、
千歳方面への列車となって再び、鹿ノ谷駅にやってきます。
その列車に乗って、仕事に戻りました。

夕張に到着した時も、列車には僅か
2名の乗客しかいませんでしたが、
鹿ノ谷から乗車した列車も僅か3名と
寂しい車内でした。



今回紹介した石勝線の乗車記や夕張の散策の様子は、
後日に本編のホームページで詳しく紹介しようと思います。
本編のホームページはこちらです:
http://www.geocities.jp/shane_hsmt/index.html




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