イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3



先日の土曜日、名古屋市内の歴史散策の2回目です。
第一回目は、こちらです。


江戸時代の名古屋の街のメインストリートだった
本町通りを走り出してすぐに通りから
入ったところに鳥居を見つけました。

日置神社です。


どこにでもある神社の様に思いましたが、
平安時代初期に創建された歴史ある神社で、
桶狭間の戦いの前には、織田信長が
戦勝祈願をしたそうです。

信長が熱田神宮で戦勝祈願したことは
良く知られているのですが、他の神社でも
していたとは、驚きでした。


この日置神社から北に400m程行くと
大須通りとの交差点に出ました。


ここから北側が、大須です。
多分、ここは安い電化製品を売る店が多いと思います。
いわば、名古屋の秋葉原でしょうか。

大須の街は、大須観音を中心に発展しています。


この大須観音は南北朝の頃の1324年(元享4年)に
創建された真言宗のお寺です。

大須観音脇のアーケード街の様子です。


多くの人で賑わっていました。


大須観音での途中下車を終えて、先を急ぎます。
瑞穂陸上競技場を出たのが午前11時。
夕方の4時までには戻ろうと思っていましたが、
この大須観音にいたのが午後1時頃。

移動時間を見込むと残りは2時間程です。


大須観音のすぐ北側で、100m道路の一つ
若宮大通を越え、名古屋の中心街に入りました。

この建物はグラスシティ栄というビルの様です。



名古屋の中心部には、広小路通、錦通そして
桜通と、東西に走る3本の大通りが貫いています。

ますは、広小路との交差点です。


広小路は江戸時代の1660年の万治大火の後、
火除け地として幅27mに拡幅された通りです。

そして1ブロック北側の錦通との交差点。


このあたりは短い間隔で信号のある交差点が続き
なかなかスムーズには走れませんでした。

錦通から300~400m北側が桜通との交差点です。


名古屋の道路は幅が広い道が多いのですが
この桜通は、それを実感する通りの一つと思います。

驚くことに、車線の一つが自転車用になっていました。
これは、街中に車を入れない施策にもなり、
大変いいことだと思います。


桜通を超えると雑居ビルや病院が現れ、
その先の高速道路の向こうに、杜が現れました。


名古屋城の三の丸の南にあった本町大手御門跡です。

この大手御門は名古屋城三の丸の南に位置していて、
三の丸の南側には長さ約800m、東側には
長さ600m程の外堀が巡らされていました。


本丸大手御門跡から西に向かいました。


堀の北側にはしっかりと土塁が残り、
堀の幅は20~30m程はあるでしょうか。

堀はすっかり、藪で覆われていて、
冬に再訪しなければと思いました。


200m程西に行ったところが
三の丸の西南の角です。

ここには御園御門があり、
立派な石垣が残っていました。


この近く、新御園橋交差点上の
名古屋市高速道路の様子です。


400年の歴史を誇る名古屋城の石垣と
近代的な高速道路が隣り合わせでした。

ここからお堀に沿って、今度は東に向かいます。
本町大手御門を過ぎ、大津通りの交差点に出ました。


ここからは愛知県庁や名古屋市役所が望めます。

この辺りの外堀の様子です。


この外堀には1976年(昭和51年)まで、
名鉄瀬戸線の電車が走っていました。

当時は複線の線路が敷かれていただけあり、
堀底の幅がいかに広いかがわかります。

写真左手の階段は、当時の
大津町駅へと向かう階段跡です。
「ここは私有地です。立ち入り禁止 名鉄」
という表示がありました。
今もこの外堀は名鉄の所有地の様です。


外堀の東南角の様子です。


写真は三の丸東側の東土居の様子です。

ここからは、方向を北に向け、
外堀の東側の道を走りました。

その通りはごく普通の街中の道ですが、
不意に煉瓦造りの大きな建物が見えてきました。


大正11年に建てられた旧名古屋控訴院・
地方裁判所・区裁判所庁舎です。

国の重要文化財にも指定されているそうですが
こんな素敵な煉瓦の建物が名古屋にあるとは驚きでした。


この煉瓦造りの建物から北に行くと清水橋です。


ここには東大手御門跡です。
その石垣の一部を残すように、道路の
上下線が分離されて通っています。

当時の枡形の門は残っていませんが、
門の面影が残っているだけでも幸運だったと思います。


この東大手御門から西側が名古屋城三の丸跡です。
西に向かうと程なく、名古屋市役所前の交差点に出ます。


名古屋市役所と愛知県庁の建物がすぐ近くに見えています。
この建物もなかなか瀟洒な建物です。
横浜みたいに、ジャックとかクィーンとか
名前を付けると人気も出るのかな、と
思っていました。


この交差点の角には、二の丸の周囲を巡る堀もありました。

名古屋城の外堀も何度もあちこち自転車を止めて
散策していたので、この時点で時刻は午後2時45分。

予定より少し早めですが、ここでこの日の歴史散策を終えて
瑞穂陸上競技場に戻る事にしました。

名古屋城三の丸跡に建ち並ぶ官公庁の建物です。


瑞穂陸上競技場に戻る途中に眺めた
名古屋のランドタワーのTV塔です。


この日の翌日にアナログ放送が終了となり、
TV塔としての役割を終えてしまいました。

これから先、このTV塔はどうなるのでしょうか。


TV塔からは、写真を撮る事も無く、
真っ直ぐに瑞穂陸上競技場まで走りました。


昨日から紹介した名古屋の街の歴史散策。
この日の走行距離は37.63km、
平均速度は13.03km/h、最高速度は38.8km/hでした。



"Shane's旅日記 日本編"に戻る:
http://www.geocities.jp/shanehashi/index.html



https://travel.blogmura.com/kokunai/img/kokunai88_31.gif
ランキングの参加しました! 下線部の所をクリック頂けると嬉しいです。
https://travel.blogmura.com/kokunai/