昨日から出かけている鹿児島・熊本の旅。
2日目の今日は、枕崎からのスタートです。


昨日の夕方から降りだした雨は朝に
ようやく上がったのですが、湿気が多く
水蒸気が湧きあがるような天気です。

枕崎発 7:38 の普通列車で指宿を目指しました。

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一両編成のディーゼル車です。

指宿枕崎線の列車は、シラス台地が
海に落ち込む中腹を走っていきます。

開聞岳は曇って、今日は裾野が少し見られた程度でした。
最南端の西大山駅に着くと、朝も早いというのに
観光バスが横付けされて、ホームで多くの人が
カメラを構えていました。

ツアーコースに含まれているようですが
写真だけじゃなくて、せめて指宿まででも
乗車して欲しいものです。

8:47 に指宿に着き、今日はここでレンタカーを借りました。
目的地は知覧です。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fa/fa/shanehashi/folder/538435/img_538435_61781588_1?1304248084.jpg

知覧城は、4年半ほど前の2006年11月に訪れていますが
その時は、あまりに険しい山城の様子に怯んで
攻略していませんでした。



知覧城は14世紀に築城され、戦国時代末期まで続いた山城。
比高30m程のシラス台地を深く切り込み
いくつもの曲輪を構成しているお城です。

イメージ 2


空堀の深さは尋常ではなく、
切り岸は垂直に近い程の絶壁です。

しかも崩れやすいシラス台地とあって、
整備されたルート以外はとても曲輪に登れません。

所々、木の梯子が架けられているのですが
それも朽ち果て、何度も滑り落ちながら攻略しました。

ジトジトして湿気も多く、ジットリ汗を掻いてしまいましたが
ウグイスの鳴き声が爽やかでした。


知覧城を攻略した後、天気が良ければ開聞岳が見える
景色のいいところに行こうかと思っていたのですが、
天気はなかなか回復しなかったので、
指宿に近い今和泉を訪れました。

ここは篤姫を生んだ島津今和泉家の領地だったところです。

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こちらは島津家墓地。
篤姫の父や兄も眠っています。

島津家の屋敷跡は、今では小学校になっていましたが
浜辺に面していた屋敷の石垣や、松並木も残され
その界隈は昔の雰囲気が残っていました。

そして指宿に戻り、15:06 の特急
「指宿のたまて箱」号で鹿児島中央に向かいました。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fa/fa/shanehashi/folder/538435/img_538435_61782221_1?1304252243.jpg

この列車も3月12日の九州新幹線の
全線開業に合わせてデビューした列車です。

車両自体は古いディーゼル列車のリニューアルですが
この列車には愉しい仕掛けがいくつもあって
乗客を楽しませてくれます。

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この座席配置もその一つで、錦江湾に沿って走る
列車の車窓風景を楽しめるように、
片側は座席が海を向いています。

全席指定なのですが、僕の乗った列車は
指定席が全部売り切れていました。


鹿児島中央に着いたのが、16:00。
駅に荷物を預け、鹿児島城(鶴丸城)に向かいました。

この鹿児島城は薩摩藩の本拠地。
4年半前に、この鹿児島城も訪れたのですが、
100名城のスタンプを押していなかったので、
今日はスタンプを押すのが目的でした。


スタンプを押すのが目的といいながら、
100名城のスタンプ帳を家に忘れてきてしまうという
失態をしてしまったので、紙にスタンプを押して
家に帰ったら切り貼りしようと思っています。


そして、夕暮れの日豊本線の列車に
乗って今日の宿泊地へと向かいました。

夕暮れになって、涼しい風が吹き始め、
やっと桜島も姿を見せてました。

イメージ 5


夕暮れの錦江湾に霞む桜島です。


今日のホテルは隼人というところに取ったのですが
とっても立派なホテルです。

イメージ 6


せっかくの立派なホテルですが、
明日も早くから行動開始する予定です。


今回の旅の様子は、後日に本編のホームページでアップします:
http://www.geocities.jp/shane_hsmt/index.html



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