グランパス、FCソウルとドロー ACL第二戦

東日本大震災の影響で、公式戦のなかったグランパスですが、
今日は、久しぶりの公式戦、ＡＣLの第二戦が
瑞穂陸上競技場でありました。

今日の対戦相手は、昨年の韓国Kリーグの覇者、FCソウルです。
グランパスの入っているF組では最も強敵と目されるチームで、
既に2戦して２勝。勝ち点６を得ています。

グランパスは、第一戦の杭州戦で敗れており、
現在は暫定順位ながら勝ち点０の最下位。
今日の試合に負けるような事があると
予選突破に早くも黄信号が灯ってしまいます。

このところ、日中の気温は上がり、暖かな日が続き
山崎川の桜もかなり咲いていました。

しかし、スタンドには強い風が吹き、とても寒い観戦となりました・・・

いまだに、大震災の被害の全貌も見えず、
多くの方が不自由な避難生活を過ごしているなかの試合。

今日の試合も、試合前の黙祷が行われ、
選手は喪章を付けてのプレーでした。

今日のスターティングメンバ―は：

永井　ケネディ　金崎
　　　　藤本　　　小川　　　　　　　
　　　　　　　中村
阿部　増川　　闘莉王　田中
　　　　　　　楢崎

先日の広島との練習試合からは
左サイドバックの阿部選手が復帰しましたが
玉田選手は怪我の回復が遅れ、
ベンチメンバーにも入っていませんでした。

試合開始直後の様子です。

試合は開始直後からFCソウルのペース。
速いパス回しでグランパスのゴールに迫ります。
守備でもFCソウルの寄せが早く、グランパスは
なかなか攻め込む事が出来ません。

そんな中、相手ゴール前へのロングパスを追った永井選手が
相手ボールを奪うと、そのままゴールを決めました。

永井選手のゴールに湧く、グランパスサポーターの様子です。
今シーズン、セットプレーでの得点しかなかった
グランパスですが、これが初めての流れからの得点でした。

しかし、その後もなかなか試合の主導権は奪えず、
FCソウルペースで試合は進んでいきました。

後半は、１：０で折り返すものの、後半は更に
FCソウルのペースになってしまいました。

名古屋のパスは繋がらず、
相手ボールは奪えない苦しい展開。

何度もシュートブロックして耐えていましたが、
後半30分過ぎに、右サイドからの
ミドルシュートを決められてしまいました。

後半の中盤からは、期待の新人・吉田選手も投入しましたが、
広島との練習試合で見せた効果的なプレーもさせてもらえず、
そのまま、１：１でドローとなってしまいました。

試合後にゴール裏のサポーターに挨拶するグランパスの選手たち

なかなか調子が上がらず、いま一つの内容が続いていますが
運動量を上げ、プレーのスピードを上げて試合のペースを掴んで欲しいものです。

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