グランパス、シーズン開幕戦を引き分けに持ち込む　 vs 横浜Fマリノス

Ｊリーグ王者として迎えた2011年シーズンの開幕戦。
グランパスは、横浜Fマリノスをホーム
豊田スタジアムに迎えての開幕戦でした。

前半の中盤以降はグランパスのペースながら
横浜の2人の代表ディフェンスの壁になかなか
ゴールを割れないうちに、一瞬のスキで失点。

その後もジリジリする展開でしたが、
後半途中から投入された永井選手が
ゴール前に突破するところをファールされて得た
ＰＫをケネディ選手が決めてなんとか
引き分けに持ち込みました。

今日はスタジアムに入ってすぐに
グランパス君がお出迎えしてくれました。

２０１１年シーズンの開幕を迎えた豊田スタジアム。
やはりここは素晴らしいスタジアムです。

今日のスターティングメンバ―です。

玉田　ケネディ　金崎
　　　　藤本　　　小川　　　　　　　
　　　　　　　中村
阿部　増川　　闘莉王　田中
　　　　　　　楢崎

先日のＡＣＬ・杭州戦からは、アンカーの位置に
吉村選手の代わりに中村選手が入ったのが
唯一の変更です。

先日のSuper Cupで、その実力を見せつけた
グランパスの守護神、楢崎選手。

選手が練習にピッチに現れると、
いつものように応援に力が入ります。

いよいよ試合開始の笛がなりました。

試合は、前半20分まではFマリノスがペースを掴み、
グランパスのゴール前に何度かパスを通されますが
その後は、グランパスが試合を支配します。

相手DFの裏のスペースに何度も縦パスが通ります。
この辺りの攻撃は昨シーズンには見られなかった攻撃です。

しかし、なかなかFマリノスの最終ラインは崩せません。
金崎選手のループシュートが決まったかに見えましたが
FマリノスのDFにクリアーされてしまいました。

後半もグランパスが攻勢に出ました。
何度も相手ゴールに迫り、波状攻撃を続けますが
やはりなかなかゴールは割れません。

そうするうちに、後半17分過ぎ、
カウンター気味にゴール前にボールを運ばれ
シュートを決められてしまいました。

１点のビハインドとなったグランパスは
その直後に新加入の永井選手を投入しました。

永井選手は、相手DFとの競り合いを悉く
そのスピードで制し、何度もチャンスを作り出していました。

バイタルエリアから放ったシュートが
バーを叩く惜しいしシーンもありました。

そして、残り時間も少なくなり、ロスタイムに入ったころ、
永井選手へパスが渡り、ゴール前に突進したところを
ファールを受け、PKを得ました。

キッカーはケネディ選手。

これをしっかり決めて土壇場で
グランパスが引き分けに持ち込みました。

試合後、ゴール裏のサポーターに挨拶する
グランパスの選手達です。

今日の開幕戦は、勝って弾みをつけたい試合で、
それは叶いませんでしたが、最後の最後で
引き分けに持ち込んで、良かったです。

最後まで諦めないスピリットも健在です。

そして、今日の殊勲者、永井選手。

チームに馴染んでくるにつけ、
更に活躍してくれると思います！

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