東北新幹線全線乗車と青森県のお城と史跡めぐりの旅 (3)

今回の東北旅行も今日がいよいよ最終日。

昨日からの寒波はまだ日本海側を中心に
今日もまだ猛威を降るっています。

今日の予定は弘前から秋田に向かい久保田城と
秋田城を訪れ、夕方の新幹線で帰るというものでした。

朝早めに起きてチェックしてみると、
ルートにあたる奥羽本線や秋田新幹線は
運行しているようで、出発時間は早めたものの
とりあえず予定のルートを辿る事にしました。

弘前 6：54 発の大館行きです。
遅れていた青森からの接続列車を待って
10分遅れで発車しました。

大館まで順調に走り、大館に7：40 過ぎに到着です。

大館では、状況によっては駅から1km程の
大館城跡に立ち寄るのも一案と思っていたのですが
駅前に出てみると風が強く、とても
1kmもの道を歩けそうにありません。

そこで、8：09 発の秋田行き快速に乗り込みました。
弘前からの列車がそのまま秋田行きとなります。

秋田行きも快調に走り出したのですが、
鷹巣に到着すると、強風の為に
徐行運転するとのアナウンス。

動き出した列車は、かなり速度を抑えて走ります。
運転席で確認すると時速は20キロ。
次の二ツ井まで定刻では10分で走るところを
40分近く掛かってしまい、この先どうなることかと不安がよぎりました。

周囲に遮るものがない田園に出ると
強風で列車も揺れるような感じになります。
運休にならないようにと祈りながら乗っていました。

駅に着くたびに遅れも30分単位で増えていきましたが
鹿渡を過ぎると徐行区間を外れ、
結局、秋田には1時間半の遅れで到着しました。

秋田で確認すると、秋田新幹線は一部列車の
運休はあるもののそれ程大きな乱れはないとの事だったので
駅から歩いていける距離の久保田城には行くことにして
14：04 の「こまち」の予約を入れました。

そして訪れた久保田城です。

佐竹氏20万石の居城だったお城です。

この写真は本丸の正門にあたる表門です。
復元されたものですが、堂々として
立派な門構えでした。

久保田城を散策している間に雪と風が強くなり
一番奥にある模擬再建の隅櫓に辿り着いた時には
ものすごい強風で、土塁の上から落ちてしまいそうな程でした。

写真で、強い風の様子をお伝えできないのは残念ですが
東北地方の冬の厳しさを肌で感じました。

ちなみに、この久保田城の登城は
お城めぐりの記念すべき200城目となりました。
(陣屋を除き、訪問したお城の総数です)

秋田駅からバスに乗らないと行けない
秋田城の訪問は別の機会にする事とにして
これで今回の旅を終えて帰途に就く事にしました。

14：04 の「こまち30」も強風の為の徐行や
待ち合わせの停車を繰り返していた為、
1時間程の遅れで東京に到着しました。

途中、田沢湖線での雪の様子です。

今回の旅行は、クリスマス寒波による予定変更もしましたが、
概ね最初に計画した通りの旅程をこなす事が出来て、
実り多い旅になりました。
東北の冬の厳しさにも久しぶりに接する事が出来ました。

そして旅行中、多くのコメントを頂き、
大変有難うございました！
明日以降に返事させて頂きます。
宜しくお願い致します。

【鉄道乗りつぶし】
東北新幹線八戸 - 新青森間 81/8km乗車

【日本全国お城めぐりの旅】
根城、八戸城、浪岡城、黒石陣屋、
津軽氏城(長勝寺構)、久保田城

【その他】
三内丸山遺跡、黒石中町伝建地区、
弘前・仲町伝建地区

今回の旅の様子も、後日に本編のホームページでアップします：
http://www.geocities.jp/shane_hsmt/index.html

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