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今年は、海の日を含めた3連休に
合わせた様に梅雨が明けました。

初めの予定では、家に閉じこもって
今年一年の課題に取り組む予定でしたが
朝起きてみると、気持ちのいい夏空が広がっていたので
急遽、Escape R3で海を見に行く事にしました。


行き先は、先日紹介した三河湾の西浦のビーチです。
先日の記事はこちらです:
http://blogs.yahoo.co.jp/shanehashi/60847376.html


岡崎駅から蒲郡街道を南に向かいます。
上地八幡宮を過ぎ、集落を抜けると
広々とした田んぼの景色が広がりました。


田圃の向こうの山は三ヶ根山です。
ここは家から自転車で数分の距離です。
こののどかな景色が身近にあるのは幸せです。

この先の坂崎の集落を抜けると、
左手後方には大久保彦左衛門忠教の陣屋跡があります。

http://www.geocities.jp/shane_hsmt2/Blog/100717_Bike/100717Bike_2B.jpg
この写真の右側にある木の繁みの
向こうに陣屋跡があります。

そして、南側には岡崎市と蒲郡市の境にある
遠望峰山の姿が見えてきます。


この遠望峰山も好きな景色のひとつですが
夏空に照らされた遠望峰山が綺麗に見えていました。

この先、大草の集落を過ぎてしばらく走ると
道の左手にこんもりとした杜があり立ち寄ってみました。

走り出してまだ5km程ですが、久しぶりのEscapeの旅で
真夏の日差しが照りつける天気で
いつになく走りが重くなっているようで、
早々の休憩です。


この杜は熊野神社でした。
1212年頃に創建された神社です。
この地に住んでいた鈴木氏が
紀伊の国の出身で所縁があったようです。


一段高いところに本殿があり、
そこへ至る石段の佇まいが良かったです。


この熊野神社から1km程南に
行った所にJR幸田駅があります。


1時間に上り下り夫々快速1本と
普通電車が3本停車する駅で、
この時もひっそりとしていました。

幸田駅のすぐ南で東海道新幹線の下をくぐります。


青空に白い綿雲が浮かび、
その空の下を新幹線が駆け抜けて行きました。


幸田駅辺りまでは、田圃が広がる岡崎平野の
東の端の平坦地を走っていましたが
幸田駅を過ぎると、遠望峰山と三ヶ根山の間の
地溝を行くようになります。

幸田駅の南側で、蒲郡街道と別れ
線路の西側へと移動しました。

行きは踏み切りを通ったのですが、
帰りは高架橋を渡ってみました。


南側を眺めた様子です。
しばらく待つと名古屋方面に向かう
下り快速電車が走ってきました。

この線路の先、谷間になっている辺りが
三ヶ根駅で、丁度、その辺りに戦国時代から
江戸時代の初めにかけて深溝(ふこうず)城がありました。


反対側(北側)は、幸田町の集落の向こうに
岡崎平野が広がっています。


この近くで見かけた石碑です。


古そうな石碑でしたが、表面に彫られた刻字が
風雨で薄くなっていて、読み取れませんでした。

東海道本線の西側を線路に沿って
南下すると三ヶ根駅です。


幸田駅から3km程の距離ですが、
この駅前でも給水の為の休憩をしました。

自転車から降りると汗が流れ出し、
水分をしっかり摂っておかないと
熱中症になってしまいそうな感じでした。


この三ヶ根駅前の御祖神社とその上の高台に建つ
深溝小学校が、深溝城の城跡という説もあります。



この深溝から南へまっすぐに下ると、
三ヶ根山へと続く丘陵を突っ切って
形原の町へ出ます。

今まで平地を走っていましたが、
丘陵地を抜けるところで、坂道がありました。

ちょっとした坂道なのですが、暑さのせいもあってか
直ぐに息が上がってしまいました。
海風も吹き、ペダルが重く感じます。


フラフラになりながらやっと坂道を登りきると
三河湾がチラッと見えてきました。
行政区域も幸田町から蒲郡市へと入りました。


正面遠くに薄く見える山は渥美半島。
その手前右手の小高い丘の向こうに
これから向かう西浦の浜辺があります。

残りは7~8キロの道のりです。

坂道を下る途中に、宗徳寺の案内が
出ているので立ち寄ってみました。


日蓮宗のお寺です。
1945年の三河大地震で出来た地割れが
このお寺の裏の山に残っていました。

マグニチュード7.1、震度7を超える烈震だったのですが
戦争中の報道管制で被害が殆ど伝えられていない地震です。


裏山にあった地割れの様子です。
当時は40mにわたって出来ていたそうですが、
既に65年の年月が経ち、小さな溝程度になっていました。

この宗徳寺で一息入れ、いよいよ形原の町を目指しました。

坂道を下り、国道247号線を横切ると
しばらくして名鉄蒲郡線の線路が見えてきました。


蒲郡から三河湾に沿って
三河吉田へ至る17.6kmの路線です。

かつては新名古屋(現・名鉄名古屋)から
直通の特急電車も走っていましたが
今では普通電車が1時間に1本走る閑散路線です。

名鉄は廃止の意向を示しているので、
早いうちに再乗しておかなければなりません。

200m程走った形原駅で左折しました。


形原駅の様子です。

形原の古い町並みを抜けると
形原港に出ました。


ヨットが並び、マリンスポーツの
基地になっているようです。

形原港に沿って南に向かうと、
小高い丘が見えてきました。


この丘が形原城址のようです。
少しばかり坂道を登って形原城址を目指しました。


~ 後編に続く ~





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