グランパス、壁を乗り越えられず・・・～ vs FC東京戦～

先週の水曜日、川崎とのACL 準々決勝第二戦を戦い、
見事、準決勝進出を果たした、グランパス

見事な試合振りで、難敵、川崎を下したグランパスの試合を見ていて
一皮剥けた強いグランパスを感じていたのですが、
その試合を活かせずに、今日はＦＣ東京に負けてしまいました。

内容のいい試合が続けられず、波のある試合内容・・・
グランパスが強いチームになるために
超えなければならない壁を
まだ超えずにいるようです。

試合前の練習に登場した選手を迎えるゴール裏です。
強い日差しは、夏のような感じでした。

今日の先発メンバーは以下のようでした：

　　　　　ケネディ　　玉田
マギヌン　　　　　　　　　　小川
　　　　三都主　　吉村　　　　　　　　
阿部　　　増川　吉田　　田中
　　　　　　　　　広野

水曜日のＡＣＬから、ボランチを
中村選手から吉村選手に代えた布陣です。

多くの運動量が要求されるグランパスのボランチ陣の
ターンオーバー制を敷いていると思いますが、
三都主選手は鹿島戦以来、３試合連続の出場です。

試合は開始直後から運動量に勝るＦＣ東京が
ボールを支配し、攻め込む時間が多くなっていました。
何本もシュートを打たれ、グランパスは
なかなかチャンスが掴めません。

どうも身体が重いような感じで、
ＦＣ東京の動きに圧されてしまったのか、
全体的に運動量が少なくなっています。

ここ２試合、中盤を落ち着かせ、
効果的なパスを配給していた三都主選手も
ＦＣ東京のプレッシャーにボールを失うシーンが多くなっています。

でも、先制したのはグランパス。
ＣＫからのファーストチャンスをものにしました。

このあたりは、したたかさを感じたのですが、
先制直後から、ＦＣ東京の攻撃を受け、
前半３０分までに逆転されてしまいました。

逆転されてからは、やっと目が覚めたような感じで
グランパスが攻め込みますが、ゴールには至らず、
前半終了します。

後半は立ち上がりから、マギヌン選手と三都主選手を下げ
中村選手とブルザノビッチ選手を投入しました。

三都主選手は、前半から足を取られるシーンもあり
疲労があったようなので、早い時間での交代も
止む無しと思いますが、マギヌン選手を交代させたのは
どうだったでしょうか・・・

サイドからの攻撃がなくなり、中央突破を図っては
ＦＣ東京の守備の網にかかってしまうシーンが続きます。

さらに玉田選手を交代させると益々攻め手が少なくなり、
水曜日とは全く異なる、不甲斐ない試合内容になってしまいました。

選手の表情はさすがに険しいのですが、
ゴール裏のサポーターも今日の試合内容に、
拍手もまばらの状態でした。

強豪チームとなるために超えなければならない壁。
でも、その壁を越えるにはあともう一歩と信じています。

これからも、諦めずに戦って欲しい、
そう思える試合でした。

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グランパス、壁を乗り越えられず・・・ ～ vs FC東京戦 ～