グランパス、ダヴィ選手の劇的ゴールで勝利！　～グランパス vs 柏レイソル～

このところ、リーグ戦連敗のグランパス。
順位も10位まで下がってしまい、
早くも前半の正念場を迎えてしまった今日の柏戦。

のスローガンそのままに、
後半ロスタイムのダヴィ選手のゴールで
貴重な勝ち点３を挙げました！

今日の試合会場の日立台サッカー場は
ピッチと観客席がとても近く、
観やすいスタジアムです。

試合開始前のシュート練習のボールが
観客席に飛び込んでくる事も何度もあります。

今日の先発メンバーです：

　　　　　　　　　　ダビ
マギヌン　　　　　　　　　　　　　　小川
　　　　　山口　　　　　中村
　　　　　　　　　吉村
阿部　増川　　バヤリッツァ　田中
　　　　　　　　　楢崎

先日の浦和戦で負傷した玉田選手は欠場。
代わりに山口選手が入り、４ - １ - ２ - ３というか
４ - ５ - １のような布陣です。

試合開始直後は柏がペースを握ったようですが、
今日のグランパスは中盤を厚くしたせいか、
セカンドボールを取ることが増え、
柏ＤＦが次第に引き気味となり、
グランパスペースとなります。

久しぶりに中盤を支配し、サイドへの展開、
そしてゴールへ迫るシーンが増えていきます。

阿部選手のいい動きが戻ってきて、
左サイドからの崩し決定的なシーンも何度かありました。
そして、前半31分に右サイドから柏を崩し、
ダヴィ選手がゴールを挙げました。
流れるようなパスワークからの得点でした！

前半は、相手CKからひやっとするシーンが2度ほどありましたが
それ以外は守備を崩されることもなく、このまま１：０で
ハーフタイムを迎えます。

後半は中村選手に代え、杉本選手を投入します。
中村選手は前半の途中で相手選手との接触で
膝を痛めた様子で、ちょっと心配です。

杉本選手の突破や右サイドを駆け上がった田中選手のセンタリングから
いいチャンスを作りますが、ゴールを割ることは出来ません。

ところが、後半１４分、相手陣深い位置での
FKから菅沼選手に見事なシュートを
決められ１：１となってしまいました。

その後は、一進一退の攻防が続きます。
グランパスは守勢に回ることが多く、
カウンターでの攻撃が増えてきます。

後半36分には吉田選手を投入し３バックに変更します。
両サイドの田中選手と阿部選手を高い位置にポジションを取り、
アタッキングを増やす狙いでしょうか。

一方の柏はグランパスが３バックとなって空いた両側のスペースを突き、
両者が目まぐるしく攻守を繰り返す展開となります。
危ないシーンもありましたが、
グランパスも惜しいシーンが増えていきます。

しかし、時間は刻一刻と過ぎて行き、
3分間のロスタイムに突入です。

ロスタイムでも1度、2度とチャンスを作り、
そして、もう3分になろうかとする頃、
ゴール前でボールを受けたダヴィ選手が
振り向いて左ゴール隅に見事なシュートを決めました！

ダヴィ選手の蹴ったボールが、ちょうど、
僕の方に飛んできて、スローモーションのように
サイドネットを揺らすシーンが脳裏に刻まれています。

でも、ダヴィ選手がゴール前でシュートを打つまでの経緯は
頭が真っ白になっていて覚えていません。
それ程、劇的なゴールでした！

これでグランパスは久しぶりの勝利となりました。
勝利の瞬間を喜ぶグランパスサポーターです。
http://www.geocities.jp/shane_hsmt2/Blog/090418_Grampus/090418_3C.jpg

この後、グランパスの選手達は名古屋に戻ることなく
オーストラリアに渡り、22日にアウェーのACLニューカッスル戦、
そして26日には横浜FM、29日には広島、5月2日には
アウェーの京都戦、そして5月6日にACL蔚山戦と連戦が続きます。

今日の勝利は、この厳しい日程が続くチームにとって
大きな、大きな一勝となったと思います。

ヒーローインタビューを終え、ゴール裏のサポータと勝利の喜びを分かち合うダヴィ選手。
http://www.geocities.jp/shane_hsmt2/Blog/090418_Grampus/090418_5C.jpg

今日は、チーム一体となって勝った試合でした！

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