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昨日の夜(日本時間では、15日の夕方5時頃)
カリフォリニア・ゼファーの旅を終えて、
ホテルに辿り着きました。
以下は、デンバーから2日目の車内の様子です:


デンバーから乗車したカリフォルニア・ゼファー号。
車窓風景は素晴らしかったのですが、
ロッキー山脈の手前で、ポイント故障の影響で、
4時間程の遅れが出ていました。

個室寝台で、一夜を明かすと、その遅れが気になってきます。
サンフランシスコ湾を隔て、サンフランシスコの対岸の町
Emeryvilleというところがカリフォリニア・ゼファー号の終着駅。
午後4時49分が定刻です。
4時間の遅れのままなら、まだ何とかなりそうですが、
遅れが更に増すようだと、駅からホテルまでの移動手段があるか、
ホテルがキャンセルされてしまわないだろうかとか、
色々心配になってきます。


目が覚めたのは、Pacific Timeゾーンで朝の5時頃。
まだ暗く、灯りを消した個室寝台からは
綺麗な星空が見えています。

次第に、遠くの山の端がほんのりと赤くなりました。
雪原の中を走っている様です。

列車は、大平原の遥か彼方に、山脈が連なるのを
眺めながら、ゆっくりと進んでいきます。
7:20にElkoという小さな駅に4時間遅れで着いたのですが、
その後も、あまり速度を上げずに走っています。

単線区間で、貨物との交換もあり、次第にスケジュールが遅れ、
ついには6時間遅れになってしまいました。

景色は雪原からネバダ州の広大な風景が続きます。
9:14発のカジノの街、Renoには午後3時40分頃に到着です。
遅れは、6時間半。

Renoを過ぎるとカリフォリニア州に入り、雄大な平原の景色から、
渓谷を行くようになり、やがてシエラ・ネバダ山脈を越える
山岳ルートとなりました。
残念ながら、このシエラ・ネバダ山脈越えの途中で日が暮れました。

日が暮れてからは、なんとか順調に走り出し、
結局終着のEmeryvilleには約6時間遅れの夜の10時45分に着きました。


駅に着いてみると、タクシーは一台も待っておらず、心細くなってきます。
駅舎の反対側にホテルがあったので、そこのホテルのフロントで
タクシーを呼んでもらおうと思って歩き出したら、
予約しておいたホテルが見えてきて、助かりました。


今日の区間はどんな車窓風景なのか、なかなか想像出来なかったのですが、
広大な平原や砂漠の景色と、シエラ・ネバダ山脈越えの景観を楽しめて良かったです。

車内で撮った写真をいくつか載せておきます。


今日はこれから、ヨセミテ国立公園に行く予定です!



カリフォルニア・ゼファー号の乗車記は、
後日、本編のホームページでUpする予定です:
http://www.geocities.jp/shane_hsmt/index.html


【追記】
その後、カリフォリニアゼファー号の乗車記をアップしました。
乗車記はこちらです:
http://www.geocities.jp/shanehsmt_rail/America/CaliforniaZephyr.html