なかなか新学期が始まると忙しく、久々の投稿になります。

今回はJR東日本のホームドアについてです。プロフィールに「車内以外の記事もそのうち書くかもしれない」と書きましたが、2回目の投稿にして早速車内以外の記事となりましたw。

 

 

早速本題に入っていきましょう。この記事は、これからどの駅に、どのタイプのホームドアが設置されると思われるか、すでに分かっている駅をまともたものです。

 

JR東日本は首都圏でホームドア整備中で、その勢いは凄まじいものがあります。

そんなJR東日本のホームドアには様々な種類があります。代表的なものは壁式の標準型ホームドア、軽量化やコストカットを図ったスマートホームドア、軽量化をしつつ安全性を標準型並に確保したスリットフレームホームドア(名前が長いので以下スリット)などですね。特にスリットフレームホームドアは2024年度に登場したばかりで、記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。

 

これからの整備予定駅に、どのタイプのホームドアが設置されるかは、基本的に3月にその年度のホームドア整備計画が発表されるまでわかりません。

 

  【参考】

  JR東日本より 2024度ホームドア整備計画について

  https://www.jreast.co.jp/press/2023/20240312_ho04.pdf

  ↑このような形で発表されます。

 

しかし、この発表を待たずとも、ホームの工事の様子でどの種類のホームドアが設置されるか判断することができます。

 

 保土ヶ谷駅にて撮影

まずは標準型ホームドアの設置準備がされたホームの様子から。

まあ.....普通ですね(語彙)

 

 

 市川駅にて撮影

次にスマートホームドアの設置準備がされたホームの様子です。保土ヶ谷駅にはない四角い枠のようなものがあるのが、一番の特徴です。

 

秋葉原駅にて撮影

このように枠に蓋がされている場合もあります。

 

そして面倒なのは、ごく一部の駅ですが、スマートホームドア設置予定のホームなのにも関わらず、この枠がない場合があることですね。その場合、点字ブロックより外側のグレーの部分の境目(伝われ)と、点字ブロックの境目が上の写真のように一致していなければ、スマートホームドアが設置予定だと言えることができます。

 

このような違いがあるので、ホームのホームドア設置工事がある程度進めば、将来どのタイプのホームドアが設置されるか判断することができます。

 

ということで、この先、どのタイプのホームドアが設置されるのか、まだ公式には発表されていないものの、判断がつく駅をまとめてみました。ネットでホームの様子の写真を見たり、自分で現地を訪れたりしてまとめました。

なお、標準型とスリットを見分けるのは難しく、またスリットは標準型の後継的な存在なので、今回はスリットも標準型として扱いました。

 

 

JB中央・総武線各駅停車

 【JB05阿佐ケ谷    標準型  ※東西線が乗り入れる区間なので、大開口

 JB06高円寺     標準型  ※東西線が乗り入れる区間なので、大開口

 JB14四谷      標準型

 JB19秋葉原     スマート

 JB21両国      スマート

 JB24平井      スマート

 JB27市川      スマート

 JB30西船橋(中線)   標準型

 JB33津田沼     標準型  ※東西線が乗り入れる区間なので、大開口

 JB34幕張本郷    スマート

 【JB35幕張      スマート

 【JB36新検見川    スマート 

 JB37稲毛      スマート

 

 

JB中央線快速

 JC03御茶ノ水    標準型

 JC06中野      スマート

 JC07高円寺     スマート

 JC08阿佐ケ谷    スマート

 JC09荻窪      スマート

 JC10西荻窪     スマート

 JC13武蔵境     スマート

 JC14東小金井    スマート

 JC15武蔵小金井   スマート

 JC17西国分寺    スマート

 

 

JH横浜線

 JH13東神奈川(中線)  標準型

 JH13小机(中線)    スマート

 JH14鴨居      スマート

 JH15中山(中線)    スマート

 JH23町田(中線)    スマート

 JH28橋本(中線)    スマート

 JH29相原      スマート

 JH30八王子みなみ野 スマート

 JH31片倉      スマート

 

 

JK京浜東北・根岸線

 JK01大船      スマート

 JK02本郷台     スマート

 JK03港南台     スマート

 JK04洋光台     スマート

 JK05新杉田     スマート

 【JK06磯子      スマート

 JK07根岸      スマート

 JK09石川町     スマート

 JK11桜木町(中線)   スマート

 

JO横須賀・総武快速線

 JO12保土ヶ谷    標準型

 JO20新日本橋    スマート

 JO24市川      スマート

 

 

JT東海道線

 JT04川崎      標準型

 JT09辻堂      標準型

 

 

JU宇都宮線・高崎線

 JT06さいたま新都心 スマート

 
 
JY山手線
 JY13池袋(副本線)   スマート

 

 

 

今のところ(2025/2)こんな感じでしょうか。

では個人的にポイントだなと思ったこと、驚いたことなどを何点か紹介します。

根岸線内のスマートホームドア

2026年春からは、横浜線でワンマン運転が始まり、横浜線の車両は根岸線内でもワンマン運転を行う予定になっています。長編成ワンマン運転をするにはホームドア全駅設置は必須なので、2025年度中に根岸線には全駅ホームドアが設置される可能性が極めて高いです。

また京浜東北・根岸線の東神奈川以南には8両編成の横浜線が乗り入れています。そのため、ドア位置が異なり、標準型ホームドアでは二重引き戸の大開口ホームドアで対応していました。根岸線内のまだホームドアを整備していない駅は、いずれもスマートホームドアになる予定です。なのでもし根岸線にスマートホームドアが設置されれば、初のスマートホームドアでの二重引き戸になります。重量を意識しつつ、二重引き戸にするのはなかなか大変なのではないでしょうか。2025年度には登場すると思うので、どんな仕様になるのか楽しみです。

山手線池袋のスマートホームドア

個人的にこれはショックでしたね。今回スマートがつくのが分かったのは副本線であるとはいえ、山手線は全駅標準型がつくと信じていたのに...

JR東日本も決して状況が良いわけではないので仕方がないのでしょうけどね。

 

 

現在でもまだホームドアのタイプを判断できる段階にはなっていないものの、ホームドア設置準備工事を行っている駅は多々あります。また情報を拾ったら、更新していこうと思います。

また、何かここに書いていない情報をキャッチしたり、情報の誤りを発見したら、コメントにて教えていただけたら嬉しいです。(コメントが来るほど有名なブログでもないけど...)

今回が初投稿になります。よろしくお願いします!

 

概要

JR東日本は発足して比較的すぐに、車両新造コストを下げるために「コスト半分、重量半分、寿命半分」をコンセプトに新系列列車を開発しました。そんな新系列列車の関東圏の近郊形第一弾がこのE217系です。

 

私の祖父母の家は千葉県にあり、小さい頃から頻繁にE217系を利用していたため、なかなか個人的に愛着がある車両です。そのため初投稿の記事でこの車両について書いていこうと思ったわけです。

思い入れが強く、ついつい文章が長くなってしまうので、今回はグリーン車はまたの機会に回そうと思います。
 

1994年から横須賀・総武快速線の主として活躍してきましたが、2020年から後継のE235系1000番代へ置き換えが始まりました。現在ではかなり置き換えが進んでおり、この記事を投稿した日、2025年1月1日では、稼働している編成数はわずか3編成でした。E217系は2025年3月のダイヤ改正までに引退する予定となっているので、早めの乗車、記録をおすすめします。

 

逗子駅で2編成並びました! 今ではかなり貴重な光景です。

 

外観

車内の紹介が主ですが外観も見ていきましょう。

行先表示器は3色LEDとなっています。初期車は登場当初幕式でしたが、後に3色LEDに改められました。2010年生まれの私にとってはE217系が幕式行先表示器とはにわか信じがたいですw。そもそも私はE217系の未更新時代すら知らないのですよね。

 

行先表示器で前期車と後期車の違いが消えた今でも、最前面に違い見ることができます。左は前期車、右は後期車のものです。E217系初期車製造当初は、東京駅近くの長大トンネルを通るので貫通扉の設置が必須でした。そのため貫通扉を開けるためのドアレールが存在します。しかしその後貫通扉が必要なくなり(法改正でもあったんでしたっけ? ご存じの方がいれば教えていただけると嬉しいです)、後期車の貫通扉はダミーとなったので、ドアレールが省略されました。

 

車内

前置きが長くなりましたが、車内を見ていきましょう。

まずはロングシート車です。この車両は近郊型ですが、ロングシートが大半を占めます。今でこそ当たり前ですが、当時としては衝撃的だったことでしょう。鉄道ファンの私としては、全部ボックスでいいと言いたいところですが、ラッシュ時の混雑を考えると仕方のないことなのでしょうね。

 

座席や窓です。窓は柱で3分割されていて、中央の窓を開閉することができます。コロナ禍では役立ったことでしょうね。窓は日除けが廃止されています。私のように景色を楽しみたい人ならいいですが、一般人にとってはなかなかのサービスダウンと言えるのではないでしょうか。

座席は7人がけで、2+3+2というふうに分けられ、境界にはポールが入ります。

座り心地は同世代の通勤型の209系と同じで、正直に言ってとても悪いです。座面、背ズリともにクッション性がなく、さらに背ズリの高さが低いです。まあこれ以上背ズリの高さを取ろうとすると東急2020系のように窓を侵食することになりますが…。この車両は近郊型なのだから、ボックスを廃止する代わりにロングシートも長距離利用に耐えられるようにしてほしかったなあと思います。

 

新系列列車では定番の袖仕切りです。E233系で形状変更がなされるまでは、一貫してこの袖仕切りが採用されていました。しかし、立ち客と座っている客をよく仕切れることが大型袖仕切りのメリットだと思いますが、それにしては微妙に頭部分がはみ出るなあ、という印象です。大きさは微妙な一方、空間に余裕を持てるように内側にくぼみが入れられているのは嬉しい配慮ですね。

 

次にボックス席がある号車です。千葉寄りの9,10,11号車にボックスシートが採用されています。ボックスがある号車もわずか3両と少ない上、4扉であるためボックスも設置できる数が少なく片側4組になっており、全体でかなり数が少なくなってしまっています。



この形式から、近郊形ながらラッシュ時の混雑を考慮して4扉となったため、4扉ボックスシートという新たな形態になりました。まあそれ以前にも相鉄8000系などに採用されたりしていますが、まあそこはツッコまないでいただくとして…

ボックスシートとはいえ、ロングシートの背ズリを延長して横に向けたようなもので、座り心地はよくありません。座面、背ズリともにフレームにモケットを貼っただけかと思うほど硬いです。とくに頭に当たる部分の黒いヘッドレスト?が逆傾斜しているのが写真からわかるでしょうか。ヘッドレスト部分もクッション性が皆無で固く、それでこの形状はなかなか厳しいものがあります。

ボックスシートは本来長距離移動の需要に答えて設置するものだと思うのですが、これで神奈川から千葉まで1時間を超えて乗車するのはなかなかきついです。

しかし座り心地は破綻している一方、窓の柱がボックスに合わせてあるので、かなりワイドな視界を楽しむことができます。後継のE235系ではボックスシートは全廃され、普通車はオールロングシートになってしまったので、横須賀・総武快速線をボックスシートで楽しめるのは本当に今のうちです。

 

ボックス席の脇にある二人掛けロングシートです。袖仕切りが大型なこともあり、なかなかの引きこもり席ですねw。ボックス席の背面にも袖仕切りと同じく窪みをつけて、空間に余裕を持たせています。

 

車端部ではボックス席がある号車もロングシートの号車も3人掛けのロングシートとなっています。しかし壁側の端の席は、袖仕切りやボックス席の背面と違い、余裕をもたせる窪みがつけられていないので少々窮屈です。この写真にはないですが、たしか川崎重工製の車両はここにも窪みがあったような気がします。

 

 

さて、座席を一通り見てきたので、座席以外の車内設備を見ていきましょう。

車端部です。初期の新系列列車はコストカットのため、一部の車端部を除いて貫通扉はなく、あってもこのようにステンレス無地となっています。

貫通扉が少ないと、車両間の移動がしやすい一方で、車端部に近い場所では騒音が大きくなってしまいます。

 

荷棚です。パイプ式になっています。小さい荷物は乗せにくい一方で、座ったまま荷物が見えるので忘れ物防止には繋がりますね。

 

ドアです。無塗装ステンレス地のドアは、普段E233系を利用している身からすると費用をケチっているように見えますが、国鉄型も殆どは無塗装ステンレス地だったので当時はこれが普通だったのでしょうね。鶴見線や仙石線のE131系のドアのほうが露骨なコストカットと言えるでしょうね。

 

全ドア上にLED案内表示器が設置されています。写真では切れまくってますがw。

今ではLCDなどに比べて情報提供量が見劣りしてしまいますが、当時は全ドア上に案内表示器がある時点ですごい事だったのではないでしょうか。

 

優先席になっている車端部です。背ズリ部分のモケットが赤、つり革が黄色、優先席ステッカーが貼ってあることなどから判別できます。

 

優先席と一般座席のモケットの比較です。優先席のモケットはJR東日本では当たり前のように見られるものですが、このモケットの柄はE217系の一般座席の色違いです。現在JR東日本中で見ることができる優先席の元祖となる車両がいなくなってしまうのはとても残念ですね。特に優先席と色違いのE217系の青色のモケットは、他形式に採用されていないので、E217系の引退に伴って消滅することになります。

 

何度も転属の噂がたったE217系ですが、結局今のところどこにも転属されずに廃車され続けています。伊豆急とか行けないのですかね? 同じ世代の209系も転属して活躍しているので。まあこれから転属するという展開にはおそらくならないでしょうね...。

 

大変記事が長くなってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございました!