先日、細田守監督の作品が3週連続で放送され、TwitterなどのSNS上は大きく盛り上がりましたね。
その最後の週(先週)に放送された”時をかける少女”、この作品に出てくる「タイムリープ(過去の時間にタイムスリップできる現象)」という言葉はホットワードになったほどでした。
僕もオンタイムで番組を見ていたのですが、その時ふと姉に聞かれました。
「過去に戻りたいと思う?」と。
僕は間髪を入れず「思わない」と返答しました。
「自分の人生で起きたすべての事(過去の事)は現在、そして未来につながっている」ことを実感しているからです。
少し、以前の僕の話をしたいと思います。
僕はほんの一年半くらい前まで個性が全くなく、ネガティブで、ものすごくビビリ症の男でした。
同調圧力に屈し、すぐに周りの雰囲気に流される性格。 そして、人に嫌われることを極端に恐れていました。
そんな僕ですが、高校3年間で4回多大なストレスを受けました。そのうち3回は人間関係で、そして1回は受験です(人間関係のトラブルに関しては、僕にとってはすべて理不尽な原因。まぁ「やめてくれ」と言えない性格が状況を悪化させたのは事実ですが)。
大学に入ってからも最初のうちは周りに気を使いすぎたり、初めてのバイトの職場環境が最悪だったりで、徐々に精神が磨り減っていくのに気づいていました。
そして、ネガティブな性格が災いし、留学直前(2013年11月頃)には「果たして自分はアメリカでやっていけるのだろうか?」とものすごく不安になり、急に「やっぱり留学をやめる!」と言い出しました。
勝手なイメージで自分を追い込み、渡米の日(同年12月10日)が近づくにつれて不安が爆発しそうになっていたところ、本屋で一冊の本に出会いました。(同年11月30日のこと)
ホリエモンこと堀江貴文さんの著書「ゼロ-なにもない自分に小さなイチを足していく」という本です。
その本の中で、堀江貴文氏は「失敗してもゼロに戻るだけ。小さな一歩を踏み出して前へ進もう」みたいなことを書いていました(すみません、今手元にないのでうろ覚えです)。
僕はその言葉にすごく勇気づけられました。 そして12月10日(渡米の日)、僕は羽田空港にいました。 手持ちのリュックの中にはもちろん「ゼロ」を入れて。
それから1ヶ月間、同じく留学する仲間と共にボストンで研修をした(留学の機関を使ったから事前研修があった)のですが、ボストンから大学への移動日には色々な思いがこみ上げてきて(確かな手応えを感じて)飛行機の中でゆずの「栄光の架橋」を聴きながら泣いていました。(隣の席の人に何度かチラ見された笑)
その後は、一つ前の記事に書いた通り、渡米二ヶ月で病気になり苦しみ、現在療養中の身です。
僕が、「タイムリープしたいか」という問いにNoと答えたのは、心から「自分の人生に後悔はない」と思っているからです。
過去のネガティブで自意識過剰な性格だった自分に対して、逆に「あのような性格だったから成長することができた」と実感しているからです。
元AppleのCEOであるSteve Jobs氏がStanford Universityの卒業式でのスピーチで"Connecting the dots(点と点のつながり)"について述べました。
僕は、「性格が災いした悪体験(辛かった時期)」と「一歩踏み出したことによる成長体験」の二つの点を結ぶことができました。
そして、これからまた新しい点(それが悪い経験でも良い経験だとしても)をたくさん作っていき、それらがいつか結ばれるように今後も精進していきます。
この記事を見てくださった皆さんも、もし現在何かに対して後悔をしているようならそれを清算するために、小さな勇気を持って一歩を踏み出してください。
それが数年後、「あの時勇気を出して良かった」と思える一歩になるかもしれませんから。