このブログの最初に書いたように、娘の受験成績は桐光学園高校の特待生枠を獲得することは叶わず春から推薦で合格した学生として入学させて頂くことになったわけです。(時間差でブログ書いてますのでもうとっくに桐光生ですが)

 

受験を終えて、まずは娘にお疲れさまでした&頑張ったねと伝えました。

私にとってこの受験奮闘の目的はもちろん桐光学園に特待生として入学することではあったわけですが、それよりも娘の人生を考えた時に一番大事なのは「これだけ自分は頑張ったんだ」とこれからの人生において自信を持って歩いていける体験をすることだったわけです。(結果を伴わないのでやや言い訳がましい感じが出てしまいますが💦)

 

私は大学受験で浪人した時に高3で偏差値40もないくらいのおバカ状態だったところから、親に頼み込んで1年だけ浪人させてくれと許可を得て、それから死に物狂いで勉強して出来上がりで偏差値68~71くらいまでになった経験があって、それでも志望した大学には受かりませんでしたが、結果そのものよりも「あの時人生で二度と出来ないくらい勉強したよな」という経験が自分の人生の糧になったと思っていまして。

 

そんな「自分はここで頑張ったんだ」という経験を持ってほしいと願っていたので、その点では本当に頑張ったし良い経験をしたと信じています。普段はうまいことやって人生を上手に生きていくことに長けている娘だと知っているからこそ、人生はそう上手い事はいかないし、何とかできるようにもがくしかないという事実を知ってもらえただけでも親子で頑張った意味はあったと感じています。

 

「英検2級取って桐光学園に単願推薦を出願して確約をもらい、一般入試で特待生をゲットして高校生活をエンジョイする」

 

という夢は叶えることはできませんでした。公立高校の受験も一切経験しないまま終わってしまいました。それでも自分があの時に「娘の可能性にかけてチャレンジするぞ」と決めた決意に間違いはなかったと思っています。途中でも書きましたが娘と過ごした「目指せ桐光学園特待生」の生活は、志望校変更をどうする?倍率をみて高校を再検討するか?私立の併願推薦とのバランスをどう考える?という受験生必須の迷いを全て捨てて自分たちがやることに全集中して邁進できた日々でもありました。

 

もちろん他人におススメしたいか?と問われると悩みます。私たちは子供3人家庭で家計の悩みもあったのでこういう選択になりましたが、その悩みがそもそもないようなもっと裕福なご家庭もあるでしょう。

 

私がこの受験奮闘を終えて感じるのは、よくありがちな話ですが「リスクがある選択をしてチャレンジする事の重要さ」だったのだろうと思います。

 

一般的に桐光学園の単願推薦に手を挙げる場合は、その時点で受験戦争を終えて他のことをさせたり、受験の苦しさから解放させてあげたりすることが目的なわけですが、我が家はその単願推薦のカードを携えて勝てるはずもない一大勝負に打って出たわけです。これは迷いが無くなったから出来た事でした。

 

目標にした桐光学園の特待生枠に届くか届かないか。他の高校も最終倍率も一切話題になりません。とにかく自分がどこまでいけるか。どれだけやったか。桐光学園VS自分。それだけです。

 

まだ自分で考える力が足りない中学生にとって色々な選択肢を考えながら受験するのは大変な事です。それが出来る人もいますが、娘のようにそういうスタンスが難しい子にはこのリスクテイクが良かったのだろうと。

 

おまけにこれだけ濃厚な生活を娘と出来たことは親としては何にも代えがたい体験です。毎日のように車で送迎し、車中で会話して状況を共有して同じ目標に向かって進んでいく。親子で共闘していることが親のエゴではなくチームとして出来ている感覚がありました。後に続く2人の娘がどのような受験奮闘をするかわかりませんが、同じように素敵な経験をさせてくれることを祈っています。

 

本当にお疲れさまでした。とっても幸せな16か月でした。

 

#タイトルにある「きくらげ」は桐光学園の通学路に突如として出没する「缶入り防空壕きくらげ」という川崎市名産の食材の自動販売機から取ったものです。あまりに独特な世界観に桐光学園へ至る道のシンボルとさせて頂きました。ここまでお読みいただいた方(がいれば)本当にありがとうございました。