大掃除。

私は年末にしたい…と言うか、するものだという家で育って来ました。キレイになった家で新年を迎えたいからね。


ところが。

今から10数年前の11月に結婚して、主人の実家で家族と同居をスタートしてすぐに年末がやって来た。


12月中旬。

「そろそろ大掃除始めましょうよ」と言っても、誰も重い腰を上げようとしない。

おばあさんは90歳以上だから無理はさせられないけれど、主人や義父のつよしちゃん(仮称)は?

やはり、いつまで経っても「忙しい」とか「疲れてる」とか、言いながら、テレビを見たりしている。


なら、一人でも…と始めても、誰も一緒にしようとはしない。


つよしちゃんは、「(タバコのヤニで)リビングの壁が汚れてるから掃除せな(しなきゃ)なぁ〜」と言うだけ言って何もしない。


大きな窓を拭いている私の姿を見ても、換気扇掃除をしていても、風呂場の掃除をしていても、誰も手伝おうともしない。田舎あるあるのデカい家を一人で大掃除しました。


もしかしたら、この島では大掃除をする風習が無いのか?とも思ったけれど、あまりにも家族が何もしないので、アタマに来て数年後にはわざと年末までビッシリ仕事の予定を入れてしまい、私も大掃除はしない事にした。いつもの掃除程度はするけどね。


するとどうでしょう。

具体的には言わないけれど、見事なまでに家の運気が落ちました。


やはり、家をキレイにしないと神様だって寄り付かないのよ。

人間の私だって寄り付かない家だもの(義父のタバコで燻されて)。


最近、職場の男性が「大掃除は妻と分担してやる」と言っていて、羨ましく思った。島民は大掃除をしないってわけではないんだね。


近頃では、大掃除をしない家も増えたそうだけど、やはり家をキレイに整えて新年を迎えたいなと思います。