先日の瑞鳳流リサイタルにお越くださり、ありがとうございました
企画家の家元の開催ですので、なかなか見ごたえがありましたね
私はオーソドックスなリサイタルもいいですけど、リサイタルは普段見れない物がいいです。
本来は芸の集大成を見せる等、厳粛なものをご披露するという姿勢だったかもしれませんが、もう私は見すぎて、今更道成寺見ても長いだけ、、、という域に達しました
復刻版とか、お許し物を披露するとか、普段見られない演目を見せる、というのがいいです。
お許し物とは、流派ごとに作舞や作曲したものを言いますが、たいがいそれには大金がかかります
昔はお弟子様がそういうものを選ぶことがステータスで、
「あの人お許し物をお出しになるみたいザーマス」
「○○の奥様はさすがザーマス」
等と、ザーマス会話の中心になる為の重要な要因だったような印象があります
私はギリギリお許し物をたくさん見れた時代に生きておりました
三味線の譜面で言うと1行程、踊ると3分~5分に何十万はどうなの、、、
というものや、1曲丸っとお許し曲というのがあります。
私は土下座に抵抗がない(価値を感じない)人種なので、その手のザーマス問題は理解不能
さて
捻挫した足での歌謡舞踊は、ギリギリ9割くらい治り、何とか頑張って踊れました
リサイタルの目玉の宗山流胡蝶様が、そりゃまー綺麗の上に素敵な方で、見とれちゃいました
やっぱり性格は見た目にでるわねぇ
そういえば宗山流家元の胡蝶さんは、うちの近所のこみなみ整骨院の小南先生にそっくりです
この写真なんか瓜二つ
私の踊りはというと、みなさんにお世辞で褒めていただきました(笑)
ま、やれるだけは一生懸命やりましたけど、四六時中踊りばっかり踊ってる場合ではなくて、聞いたことがない曲が2曲もあって、寝てるか三味線を持ってるか、踊ってるかのルーチンでマジ死にそうでした
今年のでかい舞台は終わりました
後はいつもの芝居とか、チョコチョコっとしたものに出演してるかめしれません
とにかく私は風に吹かれた楽しい人生送っていまふ