就職情報研究会
2007年度版 面接ベストアピール100女子学生版
面接ベストアピール100(女子学生版 2007年度版)


参考:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070528-00000207-yom-soci
女子大学生の就職意識と行動

 来春の新卒採用で、会社の補助的な業務に携わる「一般職」を復活させる動きが広がっている。学生にとっても長く働ける「安定した身分」が魅力なようで、就職戦線が学生に有利な「売り手市場」にもかかわらず、9年ぶりに再開した商社には女子学生を中心に約170倍の応募が殺到している。

 総合商社の伊藤忠商事と丸紅は、来春の入社を対象に、ともに9年ぶりに一般職の採用を再開した。伊藤忠は20人、丸紅は30人を採用する。

 伊藤忠は1980年代、年間100人以上の一般職を採っていたが、IT(情報技術)化により業務が減ったことなどを理由に中止した。再開の理由について、平山伸一・人材開発室長は「派遣社員は3年程度で入れ替わり、正社員と同じ仕事内容を求めにくい。『長く働きたい』という女性も増え、多様なニーズに応えられるようにした」と説明する。金融機関でも、朝日生命保険が10年ぶり、住友生命保険は2年ぶりに再開する。



一般職採用の復活は本当に久しぶりです。
そしてその職種に女子学生の応募が殺到しているというのもわかります。
大手志向が今年の新卒学生にある中で、さらに一般職になれば、転勤の可能性もなく、総合職ほどの大きな責任がないので安心して働くことができるからでしょう。
でも誤解はしないでくださいね。一般職でもある程度責任のある仕事は任せられます。

大手企業に限らず、90年代から人材コストの見直しで一般職と総合職について見直した企業もあり、業務上、一般職と総合職の垣根をなくした例も以前ありました。
もしくは正社員の一般職を総合職として扱い、一般職が以前やっていた業務は派遣社員が行う、という形を取った例もあります。
その当時のニュース記事では「私には営業ができない…」と悩む一般職の人のインタビューがあったものでした。

再開の理由は「派遣社員は3年程度で入れ替わり、正社員と同じ仕事内容を求めにくい」ということですが、このことから一般職における業務が短期的なものでないということが読み取れます。

長く働きたいという女性は増えつつあります。
これから採用の始まる一般職は昔のような結婚までの腰掛けではなく、長く働いてもらうことを前提とした採用になるでしょう。
170倍という厳しい倍率ですが、これを乗り切るためにも補助的業務である一般職でどれだけ長く職場で活躍し、貢献するか、そして結婚、出産も含め5年後のこと、10年後のことを考えてライフキャリアを描いていけるようにしたいものです。

一般職だけでなく、総合職でも女性が長く働けるのがいいのですが、まだまだすべての企業がそのような体制になっていない現実があるのでそこは何とかなってほしいものと思っています。。
総合職ではどうしても夜遅くまで残業しないわけにもいかないほどの仕事を抱えますし、この状態のままでは結婚~出産の段階で続けるかどうか悩まされますので。
企業によっては軌道に乗せるので精一杯で体制を整えきれないという現実もあると思いますが。









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