【谷村ジンジ採活日記】人事から顔を覚えられる損得


 合同説明会シーズン真っ盛りである。売り手市場下では学生の動きが鈍くなると思われるかもしれないが、積極的な層とやる気のない層との二極化が激しくなっており、合同説明会の集客は概ね好調である..........
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確かに顔を覚えてもらえれば必ず採用されるわけではありません。
採用側が「一緒に仕事したいな」と思えば、1回しか会わなくても採用されるわけです。
その意味では印象が大切になるかもしれません。
何度も説明会に足を運ぶのは悪いことではありません。
ただ、足を運ぶ理由を「顔を覚えてもらう」ということではなく、「会社をもっと知りたい」の姿勢で臨んだ方がいいのではないのでしょうか?
会社を知れば、おのずと自分はどのような立場で仕事をしていくのか見えてくるでしょう。
そうすれば採用側も印象が変わってきて、一緒に仕事をしてみたい、と思うようになります。

いずれにせよ、最終的には、選考の場でジャッジする。就活を通じて、大学3年生は急速に成長するので、合同説明会で会った際にはピンとこなかった学生が、その後、一緒に働くイメージがある人材に成長しているケースももちろんある。

これも、学生がその会社でどのように仕事をしたいか具体的に見出せたことによる成長と言えるでしょう。

積極的な層とやる気のない層との二極化が激しくなっているようですが、今年は就職できた人、できなかった人、というより、就職した人、就職しなかった人、という分け方になる予感がします。
就職しなかったニートに対しては、「動かないから決まらない」という、厳しい雰囲気も出てくるのではと思われます。

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【合同企業説明会日程情報】

■東京
2006年12月11日     東京ビッグサイト
2007年1月30日、31日  六本木ヒルズ
2007年2月1日、2日   東京ビッグサイト(理系向)

■札幌
2007年2月8日      札幌ドーム

■東北
2007年2月28日     グランディ・21

■名古屋
2007年1月25日     ホテルグランコート名古屋

■大阪
2007年1月29日     ヒルトン大阪

■広島
2007年2月5日      広島サンプラザホール

■福岡
2007年2月6日、7日   福岡Yahoo!JAPANドーム
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