中学校の時に行った修学旅行。
その時お土産やさんにあった木刀が僕はどうしても欲しくてたまらなかった。


修学旅行だからって、親からお土産代として持たされたお金を全部はたけばなんとか買える木刀。
そんなものがどうしても欲しかったし、実際に中には大枚をはたいて買ってる友達も居た。
あぁ、なんて羨ましい。僕にもう少しお金があれば…と悔しい思いをしたのをよく覚えている。

でも木刀なんて買ったところで修学旅行から帰ってきて1週間もすれば次第に物置の肥やしとなってしまう。そう自分に言い聞かせてなんとか悔しい気持ちを抑えて居たのをよく覚えている。懐かしい木刀の思い出だ。




そんな私だか先日初めて木刀を購入した。
言うならば9年ぶりの再会である。
あいも変わらず僕はガキンチョのようではやる気持ちを抑えられずにいる………






                        『殺陣』






のためだ。殺陣を勉強するために購入したのだ。
新しく手にした地下足袋と木刀を持って稽古に奔走して行く。いつどんなオファーが来てもいいように剣を振る。
それがお前のTRUTHかぁぁぁぁと叫べる準備だけはしておこうと思う。