いのち | あっきいの思いつきブログ

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しばらくぶりでした。またブログを再開します。

本当はアオアシの千穐楽について書こうと思ったのですが、舞台終演直後に両親から来たとあるメールにより、急遽書く内容を変えました。

我が家では実は犬を飼っていました。その愛犬が今日亡くなったと両親からメールがありました。

犬の名前はプリンと言います。メスです。今から15年前に我が家にやってきました。

産まれた直後は両親の知り合いの家におり、数ヶ月経ったところで1匹を譲り受けた形です。

とにかくケージに入るのが嫌で、いわゆるハウスをなかなかしないまま、歳を過ぎていきました。

雷が鳴ると怖がって、すぐに人の肩に乗ろうとしていました。何年かしたらそれも無くなりましたが。

車に乗るのが好きで、まだ両親が働いていた頃に送り迎えで車の助手席に乗っていました。


今年になり次第に足腰が弱り始め、歩くのも困難になり、トイレもままならなくなったため、ここ2ヶ月ぐらいにおむつをし寝ていることが多くなりました。

それでも、おむつが濡れたりすると猫みたいな鳴き声をして呼ぼうとします。昼夜問わず。それがここ最近のことでした。

ご存知のとおり、犬の老化は人間の5倍以上のスピードで進んでいきます。本当にあっという間に弱っていったのです。今朝までは足を動かしたり鳴いていたりしたのですが、いつもと鳴き方が違いました。

犬の鳴き声をしていたんですね。それでも微妙に違っていましたが。いつもと違う違和感を感じましたが、まさかそれが最後に聞く声になるとは思いませんでした。

確かにプリンは人に気を遣うところがありました。もしかすると、自分の鳴き声に違和感を持っていた家族に対して、最後に気を遣ってくれたのかもしれません。

今はただ、プリンにありがとう、お疲れ様という言葉を捧げたいです。どうか天国で安らかに眠って欲しい。そして、プリンの分まで僕らは生きていきます。