ICM-20602(TDK InvenSense)を搭載したジャイロ基板を設計しました。

ICM-20602とは3軸加速度、3軸ジャイロ、温度を
I2CやSPIなどのシリアル制御を通してデータ取得できるデバイスです。

自作ドローンなどの制御などにぜひご利用ください。

 

 

写真は以下になります。

サイズ的には、10円玉とほぼ同じ大きさです。
※基板の上のジャンパーピンもセットでつきます。

 

画像下からJP1−1で上がJP1-9になっています。

 


以下回路図です。 

 

 

使用方法としては、R1(JUMP)をはんだ付けすれば

VDDとVDDIOが接続されるのでJP1-1からのみ電源(1.71〜3.45V)
を供給すればOKです。

デフォルトはR1は接続していないので、その場合はJP1-1とJP1-2に各々
電源(1.71〜3.45V)を供給する必要があります。
 

また、通信線(I2CやSPI)については、プルアップ抵抗を実装していないので

必要な場合は、接続先側でお願いします。

■付属品

  基板1枚+ジャンパーピン1個(9ピン)

■基板サイズ

  1.6mm × 15mm × 25mm

 

■基板穴

  φ3mmの穴が2箇所空いています。

 

■基板材質

  FR-4

■電気仕様

  VDD/VDDIO 電源電圧(1.71〜3.45V)

  ※ただし、VDDとVDDIOを共通化するばあいはR1(JUMP)をはんだつけしショートさせる必要あり。


■制御信号

  I2C、SPI

■搭載IC(ICM-20602)の簡単な仕様

  ジャイロFSR     ±250/500/1000/2000

  ジャイロ感度エラー  ±1%

  ジャイロレートノイズ 0.004dsp/√Hz

      加速度FSR      ±2/4/8/16

  加速度感度エラー   ±1%

  加速度ノイズ     100µg/√Hz

 


ICM-20602の詳細データシートは以下になります。

http://www.invensense.com/wp-content/uploads/2016/10/DS-000176-ICM-20602-v1.0.pdf

 

Orientation of Axes of Sensitivity and Polarity of Rotation

 

 

こちらのフォームから問い合わせ願います。

 

https://ssl.form-mailer.jp/fms/a0ac5e6b631823

 

 

■以下内容をご理解した上で、ご購入・ご利用ください。

注意)
・本製品の使用によって、または使用できないことによって生じた付随的な損害、間接的な損害、及び逸失利益など(商品配達の遅延、事故、不良、破損、間違い、購入商品がお客様の目的に合わない、使用不能、相性問題、故障等、不測の事態による社会的損害など(事業利益の損失、事業の中断、事業の中止、情報の損失、金銭的損害、人身事故など))に関して、当方は一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。

 

用途に関する注意事項)
・本製品の使用に際し、特別に高い品質・信頼性が要求され、その故障や誤動作が、多額の財産を損ない、または生命もしくは身体の安全を脅かす恐れのある機器やシステム(原子力制御機器、航空宇宙機器、輸送機器(自動車・二輪車・列車・船舶・航空機など)、交通信号機器、焼却制御、医療機器、金融関連機器、防犯設備、各種安全装置など)、及び人の手の及ばない場所で適切なメンテナンスをせず長期間にわたり連続して電源を入れて稼動させる用途等への利用などにより生じた損害については、当方は一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。

 

記載日 2019年8月18日