居宅介護支援事業所以外に出ている『処遇改善加算』って、正しく使われているかいないかって誰がチェックしてるのか知ってます?
毎年、事業所が都道府県へ計画と実績を提出するんですが、決算書は提出しなくても良いです。

どのように計画と実績が提出されているのかと言えば、決まったフォーマットへ事業所の良心にのみ基づいてだけ記載がかれてるだけなんです。

だから、極端なところでは『一時金』で支払ってます、と計画と実績で提出をしますが実際には誰もチェックをしないです。

きちんと国保連からは介護報酬と処遇改善加算とは別々に明細へ記載がされますが、お金には色が付いてないですし、入金は一度に一緒に入ります。

でも、勘定科目で介護報酬と処遇改善加算を別々に計上をしてる事業所なんかないですから、介護報酬と一緒に入金計上をしてしまうんです。

だから、事業所の良心にのみ基づいて計画と実績を提出させる仕組み自体にかなりの問題がありますし、別々に計上をしなければならない決まりはないんですから手間がかかる計上方法よりもかからない計上方法を選びます。

処遇改善加算って、おまけに少しやっかいな加算なんですが、これは次回に!

あなたが疑問に思う福祉や介護のことについて、是非とも教えてください。一緒に考えてみませんか?