1週間が過ぎた。
こんな中でも新聞は届く。
2枚だけの新聞だが、地震の日からトップは全て原発の記事。
福島県は津波に襲われ、地震でやられ、原発の不安という3重苦の災害に襲われている。
原発の事故から1週間過ぎても東電のトップの謝罪はない。
清水正孝社長始め役員は会見にも出てこない。
地元のトップの福島専務所長も「トラブルの影響でバタバタになっている。」と姿を見せない。
「社長は何故県民に謝らないのか。」
謝罪なく批判集中。
報道によると東電の中には決死の覚悟で働いている320名の社員がいる。
警察と自衛隊の陸からの放水。
自衛隊の空からの放水という未経験決死の任務に「1回は必ずやると強い意志を持て。」とトップが強い口調で呼びかけたという。
福島民報の新聞は被災日いらいトップ記事は全て原発の記事です。
こういう内容は他の県では報道されないと思いますので書かれている記事を抜粋しました。
今朝は氷点下の寒い朝だった。
3日ぶりにベニマルへ食料品を買いに行った。
地震で建物の上の看板がずれて今にも落ちそうだった。
そっちこっちで道路が陥没している。
立ち入り禁止になっている駐車場を避けて、1時間並んで買い物ができた。
人数制限しているために並んではいるが、中は整然として品物もたくさんある。
ただいつもよりも電気は節電のため暗いが、そんなのはまったく気にならない。
缶詰やカップラーメン、米、はないが他の生鮮食品、お肉、野菜はたくさん並んでいた。
彼岸の花を買う方もいて普段の生活に戻る気持ちになっているのだろうと思う。
我が家はお墓参りの余裕はまだない。
30キロ圏内の川内村の父母のお墓は多分倒れていると思うし。
どんどん品物を入れて、店員さんも大忙し。
お客さんにていねいに挨拶し、中は一方通行で進む。
良かった。
この流通も早く北上するといいと願う。
買占めするようなたくさん買う者もなく、みんな必要なだけしか買わない。
これでうちも数日は食いつなげられる。
家の周りが静かでわからなかったが、道路は車でいっぱい。
避難する人の車なのだと思う。
須賀川でも、浜通りから避難している方がたくさん来ている。
今日はまた、今、昨日と同じく3号機へ自衛隊の決死の放水作業が始められた。