幸忍さんのブログ -2ページ目

本来の佛教とは

私の所属する本門佛立宗は元々は本門佛立講といい、今から150年前、長松清風(日扇聖人)によって設立されました。宗祖は日蓮大士です。

150年前の佛教では江戸時代の寺請制度(日本に住むすべての人がどこかのお寺に所属し、お寺からこの証明を受けなければならなかった。これはキリスト教を禁止していた為できた法)の為、布教活動を行わなくても寺院には檀家が所属し、自己研鑽に励まずとも収入があり、非常に堕落した状態であったと伝えられています。

この状況を嘆いた長松清風(日扇聖人)は数人の町衆と共に佛立講を開講。

死者回向ではなく生ける人の為の本来の佛教の姿に返すべく立ち上がられました。

長松清風(日扇聖人)は誰にでもわかりやすい教えを心がけられ、様々な方法で佛教の教えを説かれておりました。

その代表として短歌の形式を採られた「ご教歌」です

例として

・長旅は日和ばかりとおもふなよあめふりもあり山坂もあり

これは人生を旅に例え、人生には良いときもあれば悪い時もある。そのことをよくよく心がけ一日一日を大切に過ごすことの大切さを説かれております。

このように本門佛立宗では生きていくための佛教を広めるため日々精進しています。



ブログを始める理由

皆様始めまして、幸忍と申します。

私は本門佛立宗という世間で言えば日蓮系の宗派のある寺院住職の関係者です。

私自身は今、僧侶ではないのですが、色々と見てきたお寺の世界、本来ある

べきと考えられる宗教のあり方を書いていきたいと思いブログを始めました。

お付き合いいただければ幸甚です。


仏教は現在ではおそらく死者を弔う為のものと考えられがちだと思いますが

、それは大きな間違いで生ける者の為のものである事が伝えられればと思います。