昏き星、遠い月

天空橋朋花 所恵美 二階堂千鶴 百瀬莉緒

 

朋花&恵美 千鶴&莉緒
 
「あんたみたいなお嬢さんがこんな危ないところでなにしてるんだ?
うろうろしてると危ないぞ」
「うふふ、あなた優しいんですね」
「はぁ!?なに言ってんだか」
 
遙か彼方、最果ての道へ
闇が光に消えていく場所へ
終焉などは訪れないさ、僕は旅立つ
「おまえも一緒に連れてってやるよ」
 
永遠なら知っていますわ、十年百年獨りでいたから
希望は語る 笑顔は抉る・・・ 寂しい心臓
 
「ヴァンパイアを狩りなさい、これは命令よ
言うことを聞かなければ、あなたの妹はどうなってしまうか・・・」
「たとえヴァンパイアでも、元は人だったのではないのか・・・!」
 
互いの存在も赦しあい、手を伸ばす欠片の魂
・・・欲しいと願うことの罪・・・とても贖えない
 
護るためなら総てを捧げる 
僕の視界は赤く染まった
救いは誘う、悲しみの淵へ
終焉の無い呪い
 
「今ここで死ぬのと、もう二度と死ねないの、どちらがいいですか?」
 
望まぬまま堕ちることも、罪と呼ばねばならぬだろうか・・・
虚ろな世界、壊してしまって・・・創り直すの
剣をとる覚悟を決めたのは、人の平穏を守るため
大丈夫よ・・・貫けばいい、あなたが殺せば全て終わる
 
「どうして俺たちを殺そうとするんだ!?」
 
護る為なら総てを捧げる
私の視界 赫く染まった
命に違いなどあるのだろうか?
傷つけたくない・・・大切なものを
昏き星よ 遠い月よ 届け、この願い
 
「俺たちは生きたい!ヴァンパイアだって、幸せになっていいはずだ!」
 
護る為なら総てを捧げよう
やがて世界は赫く染まった
救いは願う、約束の地へ
必ず君を・・・そこへ連れていく
 
君の隣りが僕の居場所/貴方の隣りが私の居場所
この身朽ちる最後の瞬間まで
ともに行こう
永久に居よう
他に何も望まないから
さぁ、この夜を越えて・・・
 
「ねぇ・・・、とても愛していたわ・・・。本当よ・・・。私の愛し子」
 
”さようなら”