過去編
強風で どしゃ降りの雨だったあの日ー
俺は…
大「はぁ…はぁ…はぁ…兄さん…!兄さんが……!」
なんで……なんで……翔太兄さんが…
息を切らしながら、俺はある場所へと走りながら向かう。
そして…翔太兄さんを見つけた。
「翔太兄さん!」
俺は大きな声でそう叫んだ。
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俺は両親がいなかった。
俺が15歳の頃、両親2人とも交通事故で亡くなってしまった。
あいにく、両親には 親戚がいなかった。
本当は、俺は孤児院に入る予定だった。
しかし、俺の家の近所で 俺の両親とよく仲が良かった
翔太兄さんの家族が
そんなことはさせないと 俺が孤児院に入ることのを止めて、俺を家族同様に扱ってくれた。
そして、翔太兄さんは、凄く優しい人で…両親がいない理由で クラスメイトからいじめを受けていた俺を ずっと守ってくれた人。
それなのに…
なんで、あいつは あんなに優しい翔太兄さんを選んだんだ……