■今みたいなアイドル的に声優が活躍するという文化が突然なくなったら、みんなどうする?
昨今、声優がアイドルみたいにユニット組んでCD出したりステージやったりと、とても華やかです。
いやぁ、それにしても、日本人ってアイドル好きだよねって思います。
声優たちがそんな華やかに活躍できるのもアニメという作品があるからです。
作品なくして歌ったり踊ったりしているだけなら普通のアイドルさんたちと変わらないでしょう。
さて、そんなことで突然ですが、今みたいに声優がアイドル的な活動ができなくなったらどうする?
さて、今から25年程前、「アイドル冬の時代」というものが訪れたことがあった。
1971年に日本におけるアイドル第一号である南沙織をデビューさせ、松田聖子などを輩出して隆盛を極めたソニーがアイドル事業から撤退し、「ザ・ベストテン」「トップテン」「夜のヒットスタジオ」などの歌番組が姿を消し、デパートの屋上などアイドルがキャンペーンでお客さんの前に姿を現す場所が軒並み閉鎖。
当時アイドルと呼ばれる人たちは急速にその活躍の場所を失って、一気に衰退したのです。
いきなり活躍の場所がなくなってしまったのだ。
当時僕は芸能界とTV業界のまっただ中にいたが、ホントにびっくりするほど急激に衰退した印象がある。
その時に少しでも活躍の場所となるようにライブハウスを開拓したのがいわゆる「地下アイドル」の基礎となっている。
余談だけど、当時アイドルはTVなどのメディアやレコード会社に依存せずには生きてゆくことができなかった。
「地下アイドル」というのはそんなアイドルたちがメディアなどに頼らずに活躍するために作られた「場」なのです。
当時の僕らの合い言葉は「ライブハウスをメディアにしよう」だった。
そんなことでアイドルは地下に潜ったが、声優はどうする?
TV番組の制作費が激減してナレーションは全部局アナを使えって事になり、TVアニメが売れなくなって軒並みなくなっちゃったりしたら、今の声優達はどうする? そして応援してるファンのみなさんはどうする?
そんなことあり得ないよって思うかも知れないけど、かつて子供番組も音楽番組も一気になくなった事を考えると、無いとは言い切れない。
アイドル冬の時代にアイドルはほぼ壊滅状態だった。
それでも細々とやってる人はいたけど、活躍してたとは言いづらく、食っていけないから長くはやれず、引退したり、方向転換せざるを得ない状況だった。
そんな状態だから新人アイドルがデビューすることも殆ど無くなってしまった。
アイドルは地下に潜って細々とライブを活動し、モーニング娘。やAKB48で再び日の目を浴びるまで10年かかった。
さて、声優はどうしようか。
声優はアイドルよりも大量生産されている。
大量生産の先には必ず衰退がある。
そんなことを最近よく考える。
今の声優業界の状況をみていると当時のことをどうしても思い浮かべてしまう。
色んな意味で似ているところがあるから。
声優は吹き替える作品、アフレコするアニメ、ナレーションする番組などが無ければ声優とは言えない。
アイドル冬の時代に地下に潜ったアイドルたちの様にマイク1本とカラオケさえあればライブハウスで歌って……という訳にはいかないのだ。
続きは時間があったら3/8のトークショーで言うことにしよう……かな
いやぁ、それにしても、日本人ってアイドル好きだよねって思います。
声優たちがそんな華やかに活躍できるのもアニメという作品があるからです。
作品なくして歌ったり踊ったりしているだけなら普通のアイドルさんたちと変わらないでしょう。
さて、そんなことで突然ですが、今みたいに声優がアイドル的な活動ができなくなったらどうする?
さて、今から25年程前、「アイドル冬の時代」というものが訪れたことがあった。
1971年に日本におけるアイドル第一号である南沙織をデビューさせ、松田聖子などを輩出して隆盛を極めたソニーがアイドル事業から撤退し、「ザ・ベストテン」「トップテン」「夜のヒットスタジオ」などの歌番組が姿を消し、デパートの屋上などアイドルがキャンペーンでお客さんの前に姿を現す場所が軒並み閉鎖。
当時アイドルと呼ばれる人たちは急速にその活躍の場所を失って、一気に衰退したのです。
いきなり活躍の場所がなくなってしまったのだ。
当時僕は芸能界とTV業界のまっただ中にいたが、ホントにびっくりするほど急激に衰退した印象がある。
その時に少しでも活躍の場所となるようにライブハウスを開拓したのがいわゆる「地下アイドル」の基礎となっている。
余談だけど、当時アイドルはTVなどのメディアやレコード会社に依存せずには生きてゆくことができなかった。
「地下アイドル」というのはそんなアイドルたちがメディアなどに頼らずに活躍するために作られた「場」なのです。
当時の僕らの合い言葉は「ライブハウスをメディアにしよう」だった。
そんなことでアイドルは地下に潜ったが、声優はどうする?
TV番組の制作費が激減してナレーションは全部局アナを使えって事になり、TVアニメが売れなくなって軒並みなくなっちゃったりしたら、今の声優達はどうする? そして応援してるファンのみなさんはどうする?
そんなことあり得ないよって思うかも知れないけど、かつて子供番組も音楽番組も一気になくなった事を考えると、無いとは言い切れない。
アイドル冬の時代にアイドルはほぼ壊滅状態だった。
それでも細々とやってる人はいたけど、活躍してたとは言いづらく、食っていけないから長くはやれず、引退したり、方向転換せざるを得ない状況だった。
そんな状態だから新人アイドルがデビューすることも殆ど無くなってしまった。
アイドルは地下に潜って細々とライブを活動し、モーニング娘。やAKB48で再び日の目を浴びるまで10年かかった。
さて、声優はどうしようか。
声優はアイドルよりも大量生産されている。
大量生産の先には必ず衰退がある。
そんなことを最近よく考える。
今の声優業界の状況をみていると当時のことをどうしても思い浮かべてしまう。
色んな意味で似ているところがあるから。
声優は吹き替える作品、アフレコするアニメ、ナレーションする番組などが無ければ声優とは言えない。
アイドル冬の時代に地下に潜ったアイドルたちの様にマイク1本とカラオケさえあればライブハウスで歌って……という訳にはいかないのだ。
続きは時間があったら3/8のトークショーで言うことにしよう……かな