こんばんは。仕立て屋ブログへようこそ!
 
大変ご無沙汰致しておりましたが、はい、ちゃんと生きております口笛
 
 
別ブログには書きましたが、昨年12月、娘と一緒に2週間ほどオーストラリアに行っておりました。何カ所か移動はしましたが、今回の旅の最大の目的は、娘が高校時代から可愛がっていただいているホストファミリーに会いに行くことでした。
 
メールでのやりとりはしていましたが、私がホストファミリーに会うのは今回が初めて。ドキドキの対面でしたが、娘から聞いていた通り、とても素敵な方々でした。
 
以前お土産に持たせた私の作ったシャドーボックスを、とても気に入って大切にしていてくれたことを知って、本当に嬉しく思いました照れラブラブ
 
今回はそのシャドーボックスのご紹介です。
 
 
中島祥子・画『ボタニカルファンタジー』 ダリア
 
ポストカードをシャドーボックスに仕立て、インチサイズの額を使用しています。
 
写真の撮り方がヘタ過ぎて分かり辛いですが、額は外側がダークブラウンの木製で、内側がゴールドのエンボス模様になっています。
 
 
大きなダリアが印象的な絵ですが、ダリア自体の色は抑えめの暗い赤なので、逆に額装は少しゴージャスにしてみました。
 
ポストカードサイズの絵にインチサイズの額を使うと、額のデザインによっては少し間の抜けた感じになってしまいます。
特に上になるマットがホワイトだと、どうしてもそんな印象になりがちです。このシャドーボックスの時も然りでした。
 
そこで、濃いベージュとホワイトのダブルマットにし、ホワイトのマットにはゴールドの装飾を施しました。
どうでしょうか?ホワイトのマットにゴールドの飾りを入れたことで、額装が全体的に引き締まり、絵がより引き立ったように感じませんか?
(ちなみに…金の飾りを入れる前の写真を撮っておくべきだったと、今激しく反省していますショボーン汗
 
 
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それにしても…このダリアは手強かったです。
花が突き出している角度と、花びらの多さでカットに悩まされました(笑)
 
見る角度を変えてみると分かりますか?
何枚目のカードからどこの花びらをカットするか…間違えると完全に足りなくなってしまうため、かなり緊張しながらカットしていました。
 
私は何枚目からどのパーツをとるか大まかに決めるだけで、後は考えながらカットしていきます。ハラハラドキドキの連続ですが、出来上がった時の達成感がたまらないのです。筋金入りのドMです(笑)
 
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プレゼントしたこのシャドーボックスは、リビングの一角に飾られていました。
家が広いので、インチサイズの額では少し小さく感じられますね。
 
 
私の作ったシャドーボックスが、今も南半球にあるホストファミリーの家のリビングに飾られているという不思議。
ご夫妻がシャドーボックスを眺めるとき、間違いなく私たちの心は繋がっているのでしょう。そう思うと感動すら覚えます。
 
 
さて、この絵はボタニカルファンタジーシリーズの中でも、とても人気のある絵の一枚です。
 
 
ホストファミリーにこのシャドーボックスをプレゼントした1年ほどあとに、お客様からも注文をいただきました。
 
ご依頼主は上品で柔らかな物腰の方なので、そのイメージに合わせた額装にしました。
 
 
絵の大きさはポストカードサイズ、額はインチサイズより一回り小さなサイズです。
 
オフホワイトにアイボリーの斑の入った丸みのある額縁で、窓の部分にはゴールドの切り替えがあります。花の色に近い赤色のビロード地のマット一枚を合わせました。
 
同じ絵でも額装によってまったく違った印象になりますよね。そこがまた楽しいニコニコ
 
 
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本日も読んで下さり、ありがとうございました音譜
 
仕立て屋ブログへようこそ。
 
さて、1月12日から本日まで 
銀座一丁目の奥野ビル内 
ギャラリー銀座一丁目にて開催中の『黒猫展』
に出展している作品のご紹介です。
 
 
私は普段、画家の中島祥子さんの猫妖精シリーズのシャドーボックスを造る仕事を中心にさせていただいておりますが、個人でグループ展に参加する際は、自分のイラストや、自作のイラストを使ったシャドーボックスを出展しています。
今回も然り。
 
 
ご存知の通り、シャドーボックスは同じ絵を数枚使って2次元を3次元にするアートです。(作家さんによって使う枚数は異なりますが、私は多くても5枚と決めています)
 
通常のシャドーボックスの行程で自分のイラストを使ったシャドーボックスを造ろうとすると、当然同じ絵が5枚必要になります。
でも、全く同じ絵を5枚も描くのは不可能です。
では印刷したらいいのでは…?でも、たった5枚を印刷所に頼むのもねぇ。自宅で印刷してみるか…?いやいやいや…
 
それに、1番の問題は風合いの再現性です。
偉そうに聞こえるかもしれませんが、私は色鉛筆を使ってイラストを描いており、画用紙に色鉛筆を使って描いた時のあの独特の筆致を生かしたいのです。
 
思うようにならず、前日になっても納得いく作品ができずに悶々としていると、パッとあるキャラクターが頭に浮かびました。ひらめき電球
同時に新たな絵本の物語が頭の中にだーっと展開し始めたのです。(青猫さんシリーズとは別の物語です。)
 
それがこいつです。おデブの黒猫。
イメージが形になるとそこからは早い。色をつけ、すぐにカットしてみました。
うん、ほぼイメージ通り。気に入った!
 
しかしここで問題が…。
 
スキャンしてパソコンに取り込もうとしたのですがなぜか全然うまくいかないガーン汗
 
何が悪いんだ?プリンターか?
 
印刷したらネズミみたいになっちまう!
 
 
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 見ての通り、左が原画です。右がプリントアウトしたもの。黒くないじゃん。これはダメだろぉ〜あせる

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 でもね、単純な絵なのでキャラだけなら2枚でできちゃう。

2枚ならプリントしなくても同じ様に描けるわアート

 

で、ここで私の得意技炸裂!

一般的なシャドーボックスの概念を一切取っ払ってみることにしました。

 

シャドーボックスの先生たちからは叱られそうですが、シャドーボックスとはつまり額の中に影ができる3Dアートのこと。どんな作り方もありのはずです。(そもそも私の額装の方法などもほぼオリジナルに近いかも)

そう思ったら楽しくなってきた!

 

手をこんな形にしたのはね、ハートを持たせようと考えていたからなのです。

 

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はい、持たせてみました。

ドットのエンボスのある紙をハート型にくり抜き丸みをつけて貼り合わせました。色も真っ赤ではなく、少し暗い赤をチョイス。

ちょっと渋めなので、首元(どこが首かはよくわからないけど)には金の鈴を付けて少し華やかに。 

 
ショートメッセージを添えた小さな作品にしたかったので、マットをなくして極力シンプルに仕上げました。背景はカラーケントのつや消しブラックを使いました。
 
伝えたかったメッセージは「HAPPY?」
あえて「」を付けたのは、幸せを感じてる時も、そうでない時も、この作品を見てニンマリしてもらえたらと思ったから。
だから敢えてちょっとワルい顔で「幸せか?」と問いかけさせました。
 
 
いや、それにしても、
何でなのでしょう…どうして私は額装前、額装後の写真をちゃんと撮らないんでしょう。バカです。
 
 
会場に展示後の写真なので、ガラスが盛大に光ってます。正面から撮ると私が写ってしまうので斜めから撮りました。しかしやはり指だのスマホだの他の方の一部だのが写り込んでおります。
 
マットをなくしたので、額のヘリに3ミリ厚のボードで壁を立て、暗めのピンクと白の模様の紙を貼ってあります。ゴールドに近いイエローの額と背景のブラックの隙間からチラリと覗く差し色になっています。この壁の色ってかなり大事なんだと私は思っています。
 
作品の大きさはハガキサイズ。小さな小さな作品です。

 

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昨日見に行ってくださった何人かの方から、このシャドーボックスはすでに嫁入りして無くなっていたと聞きました。嫁入りしたのはとても嬉しいですが、せっかく見に行ってくださったのに申し訳ありませんでしたm(_ _ )m

 

私の作品が見て下さった方々の心を温かくさせることが出来たならそれは本当に嬉しいことです。

 

このキャラのシリーズは折を見て発表していくつもりですので覚えてやってください。

そのうち絵本も描きますので、よろしくお願いします。

 

 

 

本日も読んで下さりありがとうございましたビックリマーク

 

 
 
仕立て屋ブログにようこそ。
 
え〜と…
 
…あ…
 
明けましておめでとうございます。
 
 
2017年になってから何日経ってると思ってるんだムキー…とお怒りの方もおいででしょう。
誠に申し訳有りませんあせる
振り返れば前回の投稿からひと月以上が経っているんですよね〜。
 
ご挨拶が大変遅れましたが、本年もよろしくお願い申し上げますm(_ _ )m
 
 
さて、新年早々グループ展参加のお知らせです。
 
銀座一丁目 奥野ビルのロビーには、酉年を意識したゴージャスなフラワーアレンジメントが飾られています。
孔雀の羽が何とも典雅な雰囲気を醸し出しています。
 
さて、展覧会はこのビルの4階で開催中です。
 
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gallery銀座一丁目
 
                    『黒猫展』
 
2017.1.12〜1.17

 

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光沢があるので光ってしまいましたが、アートスペースRONDOの丸山さんが撮ったとても素敵なDMです。
 
 
実は私…11月に10日ほど、そして12月は半月ほど日本を離れておりました。
 
帰国後も色々とバタバタしておりまして、なかなか作品づくりに着手できず…
しかもインプットが多過ぎて、頭の中・心の中の整理が今一つで、作ったものに満足出来ず…展覧会の前々日になってもどうしたらよいのかわからないような状態でした。
まぁ、すべては自分の不徳の致すところで、何を言っても言い訳にしかなりませんが。
 
ところが搬入前日になって突如として今までとは全く違う形の表現がひらめきました。
偶然新しく生まれたキャラクターが、私に今までとは違う方向を指し示してくれたのです。
 
究極まで削ぎ落とした「シャドーボックスもどき」とでもいいましょうか…。
自作の絵本のための愛すべきオリジナルキャラクターを使った小さな小さな作品です。
これからボチボチシリーズ化していこうかなと考えています。
 
今回はそのシャドーもどきの小品と、以前描いたイラストに新たに加筆した単色のイラストの2点のみの出展です。
 
次回の記事でそのシャドーもどきの紹介をしたいと思っています。
 
 
本日も読んで下さりありがとうございました。