貴方はいつから自分がギャンブル依存症だと自覚しましたか。
ネットで検索すると様々な依存度の判定サイトがヒットしますが、こんなものはあてになりません。
貴方が自分はギャンブル依存症なのではないか、もしくはギャンブル依存症なのだ、と思った時、貴方は既に立派なギャンブル依存症なのです。
前の記事にも書きましたが、ギャンブル依存症に陥っている人間はほぼ、ギャンブルを何かからの逃避の対象としていると思われます。
それは仕事かもしれないし、対人関係の悩みかもしれないし、様々なものが考えられますが、一言で表すのならそれはストレスなのでしょう。
吐き出される事のないストレスは心に重たくのし掛かります。
そして、いつの間にか貴方の心を冷たく、暗いものに変えてしまいます。
ギャンブル依存症の貴方、最近、心から笑った事がありますか。
きっとないでしょう。
ギャンブルは一時的に浮き世を離れる事ができます。
ですが、煙草の煙が充満するホールで台に向かい合う貴方の顔はきっと酷いものですよ。
貴方も経験があるんじゃないでしょうか。
演出で液晶が暗転した瞬間、能面のような自分の顔と目が合った経験が。
ギャンブルをやっている限り、貴方は笑えません。
それをどうか分かってください。