ギャンブル依存症の人間がギャンブルをやめようとしてそれに失敗することをスリップと言うそうです。
私は今日パチスロを打ちました。
少しだけ、なんてそんな阿呆な理由でなんとなく台の前に座っていました。
気がつけば所持金はゼロです。
もう打つ気にもならない。
そんな気になっていたような気がしていましたが甘かった。
ギャンブル依存症は不可逆的なもので、脳に植え付けられた快感は決してなくならないそうです。
つまり、一生治ることはないのです。
何かをやらなければいけない訳ではなく、ただやらなければ良いだけの事がなぜこんなにも難しいのだろうか。
本当に疲れてしまいます。
こんな人生を望んだ訳ではなかったのに。
ただ普通で良かった。
それだけなのに。
その普通がとにかく遠い。
