漆月玖日

今日は月の出る日



どうしても諦められない自分が嫌だ

今日も一緒に話してたの

仲良さそう

やっぱりもう付き合ってるよね

きっとそう

それぐらい仲がいいから

早く諦められるように

他に好きな人を見つけよう


同い年じゃなくて

年上の人

たくさん離れた年上の人


どうしてこんなに好きなんだろ

自分でもおかしいって思ってる

こんなに好きって思ったことがないって

好きな人ができるたび言っているけど


このもどかしさはあまり好きじゃない


視線があったり

見られてるって思ったりすると

すごく気になる


片思いは大好き

でも 一方的な片思いは大嫌い



これが私のやってきた行いの報いなら

甘んじて…受けたくないです



今日は月の出る日です

窓を見ましたか?

今日は月の出る日です

曇りだけど 雨は降りそうです


窓を見ることのない

顔も知らないあなたへ




お元気でしたか

えぇ 少しお休みを貰ったもので

屋敷の外へ行っていました


はい

一度も戻りませんでした


すみません

今度は一緒に行きましょうね



では 考え方が安易だと言われる人の話をしましょう



女性が1人

この女性はよく周りから考え方が浅いと言われているようです


彼女は自ら大雑把だと言っていますが

それほど安易な考え方をしていると思えません


どうして人を簡単に嫌いになれるのか

という質問に彼女はこう答えました


「嫌いだから 嫌いになったんだよ」


最もな考えですが

質問した方は納得していません


そしてまた

考え方が乏しいと言われるのです


彼女は言葉が足りないのです

しかし自ら理解しており

それ以上もそれ以下も

なにもしません


ただ


「誰にでも良い顔しているのは好きじゃない」


と 言いました



この女性の考え方は

安易だと思いますか


むしろ 質問していた女性のほうが

私は安易だと思ってしまったのです




漆月陸日

今日は黄金の日



なにか穴が開いたみたいに

ポカンとしている

恋愛がしたいって思ってる

でも

きっとうまくいかないんだろうなって

好きな人がいるの

片思いだけど


多分すごく自分でも気になってると思う

でもその人は別に好きな人がいて

別に好きな人とはうまく行ってるみたい

最近は付き合ってるんじゃないかって

仲良かったの

2人で部屋抜けてたから

辛かった


もう1人

その好きな人から逃げるように作ってしまった人だけど

お話すると楽しかった

でも一番好きな人には叶わない

この人のことを好きな人がいて

とても可愛いコ


いろいろな人の恋の邪魔してる

だから恋なんてしない

頭ではそう考えて

実際は恋がしたいって思ってる


考えてることが支離滅裂として


男なんてすぐできるって思ってた自分だから

これが報い


それなら甘んじて受けます



今日は黄金の日です

窓を見ましたか?

今日は黄金の日です

雨が降っています


窓を見ることもない

顔も知らないあなたへ






当分は晴れないようですよ
はい
随分先まで雲がありましたから

太陽の光が降りしきる部屋は
清々しい気持ちになりますから


では
傘をささない人のお話をしましょう

大雨の中
濡れながら帰宅している女性がいます

少し伏し目がちで
寒さを感じているようです


なぜ彼女は傘をささないのでしょう
傘がないから
いいえ

彼女の鞄には
いつも折りたたみ傘が入っています

彼女は誰かに気付いて欲しいのです
誰か
いえ 思いを寄せるただ1人に
気付いて欲しいのです




外を歩いていると
いろいろな人に出会いますよ

そうですね
あまり出歩かない
貴女様のためでもありますから


では
ズルい人のお話をしましょう


好きな異性がいましたが
ズルい彼女は違う異性を
好きになろうとしました

好きな異性は
自分にふりむいてくれない
そう思い
別の男性を好きなろうとしたようです


それほどまでに
異性と違う女性は
仲が良かったのですね