藏原潔司の映画道。「今やらずして、いつできる!?」 -552ページ目

短編映画「太陽の石」を作る前のお話。 福岡から東京へ ~ その3

お金を貯めている間、映画を学べる大学をあれこれ調べていましたが、

「映画だけを学んで、とにかくすぐに作りたいな」って思い、

大学だと他の教科もやらないといけないし、4年もあるし、
言語の壁を考えると、アメリカへ今すぐ行くよりは、
日本で動いた方がすぐに映画を作れるかなと考え、
東京の専門学校に行こうと決めました。

それでネットで調べて、資料請求をして、ある学校に電話して、

「学校の見学に行きたいんですけど」
「分かりました。見学日はいつにします?」
「明日行きます」
「え!?」

思い立ったら、即行動。
夜明けまでバイトして、
そのまま始発の飛行機で東京行って学校見学をし、
節約のために電車で帰って、夜中の0時過ぎに帰宅。
帰りはボロッボロでしたね。さすがに疲れた。反省した。

次の日も仕事で、職場にいきなり東京みやげを持っていき、

「昨日、数年ぶりに東京へ行ってきました。日帰りで」
「え、そうなん?その学校以外にどこか観光とか行ったと?」
「いや~、他は行ってないなぁ…、 あ!あとはジャスコ!」


そんな東京小旅行でした。(どうせ東京行くからいつでもいけるとも思ってたので)

ちょうど映写技師を始めて二年が経つ頃で、
十分な学費・生活費を貯める為にもう一年働くか、それとも
お金は足りないけど今すぐ東京に行って映画作りを学ぶか、

……行くべきだ。
今やらずして、いつできる!?


そう思い、学校は見学に行った、
東京フィルムセンタースクールオブアート(名前ながっ)
という3年制の専門学校に決め、
足りない学費・生活費は奨学金や教育ローンで補う事にしました。
親から仕送りなんてもらえないし、もらいたくない。自力でやらなきゃ。

でも、どっちにしろ返済は卒業後にしないといけないので、

在学中の3年間に全て勝負がかかっている。
絶対やってやる!!!!!!!
 


そういう覚悟で、福岡を離れて東京へ行く事を決めました。